2012-01-01から1年間の記事一覧

ソリ遊び

先日は、私が住む松本市にもけっこう雪が降って、通勤は渋滞で大変。こういう日は15分も早く家を出たのに、1時間近くの大遅刻なんてこともざらだっただろう。 だが子供たちにとっては、近くのお宮の坂などでもソリ遊びも出来て大喜びだろう。 ところでソ…

”自分に問う”、信州・白馬村にて....

白馬村へ。雪におおわれたアルプス、白馬三山と連なる山々。オリンピック道路を東側、旧美麻村の方から降りて行くと、おおっと息を飲む、いつもながら圧倒される景色。白馬は安曇野と違って前山がない。だからアルプスが直に里に迫っている。 冬は山も里も白…

人間の社会生活・精神生活と”特殊化”

昨日「生活が特殊化した動物は、袋小路に入り込んだ動物だ」 また、「生活の特殊化は、それが種の発展(例えば種の分布圏をひろげること)と矛盾するようになったさいには、むしろ退嬰的な特殊にかぞえなければならない」と書いた。 私は、この進化について…

”特殊化”・・・・人間は変化に適応性の高い動物

昔、学校時代、生物かなにかの授業のとき、「生活が特殊化した動物は、袋小路に入り込んだ動物だ」 また、「生活の特殊化は、それが種の発展(例えば種の分布圏をひろげること)と矛盾するようになったさいには、むしろ退嬰的な特殊にかぞえなければならない…

手食の世界・3...手食のマナー

小さい頃の ”何ですかー 手づかみで−− お行儀悪い−−”なんて母の声も、耳に残っているが、私たち日本人は、中東や西アジアの人々が手つかみで食事している光景をテレビなどで見て、箸民族の自分たちがより上等と多少とも優越感を覚えていると言ったら、否定出…

手食の世界・2...ヨーロッパでは長い間、手づかみ食?

それぞれのエリアを見ると、ナイフ・フォーク・スプーン圏は、ヨーロッパ・ロシア、南北アメリカ、箸を常用する地域は中国・朝鮮・日本そしてベトナムである。手食はそれ以外、東南アジア、中近東、西アジア、アフリカということになる。 手食との関連で少し…

手食の世界...食べものを口まで運ぶ手段

人が食器から食べものを口までに運ぶ手段は、いくつあるだろうか。それは恐らく三つの方法しかない。もっとも口の方を、食べもの方に近づける方法もあることはあるが。 その三つの手段というのは、それぞれ単独で使われることも多いが、ナイフ・フォーク・ス…

川の向こう岸から見た景色・2

私の住む信州松本平(盆地)、盆地からはたいていどこからでも東には標高約2000mの美ヶ原の嶺・王ケ鼻が見える。(写真) ところが市内を移動してみていろいろに山容が変化するのでびっくりする。多くの人にとって、住んでいるところから見える山が、そ…

川の向こう岸から見た景色

長野市に住んでいた頃、家の近くに、千曲川にそそぐ浅川という川があった。 川幅は10メ−トルちょっと。その浅川にもう一つの川が合流している。その落合に小さな中州が出来ている。 ある時、その中州におり立って、こちら側を眺めたことがある。そしてそこ…

隻脚(せっきゃく)の教え!

もうだいぶ前のことになるのだが、とある近郊の公共温泉施設に行ったときのことだ。 着ているものを脱ごうとしていたら、70も過ぎているだろうか、おじさんがコインロッカーの取扱い方法を訊ねるので、そんな説明をしていたら、「あんたー、疲れるでしょう…

カレーコンパの思い出.・2

コンパは、クラスでやる場合もあるし、自分の属しているクラブでやる場合、あるいは出身中学校別の親睦会の場合もあるし、生徒会の役員の集まりなどの場合もあるなどさまざまだった。いろんな団体でやるので、かまどと調理場は予約でいっぱいというかスケジ…

カレーコンパの思い出

昨日、高校同期生何人かの会合に出席。後の懇談会、そこでの昔話でこの”カレーコンパ”の話になり、しばし懐旧談に花が咲いた。 カレーは、昔も今も食卓の人気メニューである。それだけに、みなそれぞれにカレーについては、なつかしい思い出なり、思い入れみ…

続・もちはなし、もちアラカルト・2

つくもちの何臼かは、白もち以外のいわゆる混ぜもちも作る。普通の白もちに黒豆を入れた豆もち。もち米とうるち米をまぜてつき、大豆、青のり、ゴマなどを入れてつき上げたこわもち。かまぼこ形や小判形にする家も多かった。 こわもち、白もちのようにに表面…

続・もちはなし、もちアラカルト

もちの食べ方は雑煮、お汁粉、焼きもちといろいろ。雑煮は、もちそのものは焼きもちを入れるか、焼かずのそのまま入れるかだが、その具とか料理法は知るとおり千差万別。 お汁粉は、粉あんかぜんざいかとかはあるが、そんなにバリエーションはあるとは思えな…

師走の選挙終わる...、さて...

結果は各種報道のとおりである。いろいろなメディアの事前予想の通りでもある。政権与党である民主党の大々惨敗。なんと57議席に。途中、小沢氏とそのシンパなどが離れたが、前の選挙で308議席(今回の自民党より多い)を獲得・政権の座についた党が、…

続・もちはなし、自動もちつき器の盛衰

ひところ自動もちつき器といのがもてはやされたことがあった。今や物置の隅に放り込まれているか、正月が近づくと思い出したように引っ張りだす人も多かろう。 ハレの食べ物だったもちを、家庭で一年中いつでも容易に食べられるようにした功績は大きいのだが…

米、銃乱射、小学校児童等26名死亡!

今朝飛び込んできた、とんでもないニュースである。こういう事件を何度起こしても(これからも起きるであろう!)アメリカは銃規制の出来ない野蛮な病的な未発達な国である。 銃規制をしようとしてもいつも腰くだけになる。強大な発言力を誇るいわゆる武器業…

続・もちばなし、ぺったんこお餅つき

臼と杵による昔ながらのぺったんお餅つき。テレビなどで見ていても、それは実にホッっとするぬくもりを感じる懐かしい光景である。日本人の食生活にとって、餅つきは一種の原点というか、あるいは原風景のようなものではないだろうか。 餅つきの日は、もう朝…

餅々考現学、餅は丸いか四角いか?その2

古くは、日本中どこでももちは丸かったのだろう。西日本ではその伝統を今でもかたくなに守っているのであり、片や東日本ではいつのまにやら、のしもちになり、小さい長方形の切りもちになった。それは関東の合理主義か、単にいちいちにまるめるのがめんどう…

餅々考現学、餅は丸いか四角いか?

師走も半ばである。あまりピンとはまだ来ないが正月も近い。”もういくつ寝るとお正月...”なんて懐かしい歌もあったが、お正月といえば昔からお餅、今は年中あるのであまり感慨はない。 ところで、昔々、高校を終えて京都へ出て行き、住んだ近くの公設市場…

ビル工事

ビルの工事現場がある。 たいした人数ではなさそうだが、何人働いているのか、誰がどのように動いてるのかよくわからない。しかし、ビル工事は一日一日着実に進み、完成に近づいていく。 工事に限らず大きな行事やイベント、プロジェクトなど、実に大勢の人…

What is Mackintosh?、マッキントッシュって??

パソコン大好きな人の間では超有名、アメリカはアップル社のマッキントッシュのパソコン、愛称マック。ではその「マッキントッシュ」とは?またマッキントッシュがなぜアップルなのかと、疑問に思っていたが、調べているうちに、それはリンゴそのもののこと…

ある日の札びらものがたり

郊外のとある市道をクルマで走っていた。前のクルマに続いて交差点に入ろうとした。何か、交差点の真ん中で木の葉ように舞っている。 お札だ。1000円札のようだ。5,6枚、ダンスのように踊っている。一瞬、クルマを留めてそれらを拾いあげたい衝動にか…

どこまでも追いかけていきたい衝動とベートーヴェン

10年に1回か、5年に1回か、また2年に1回か、街など歩いていて、車を運転していて、ハットするような美しい女性に出逢うことがある。もっとも美しいなどということは、主観的なことだから、誰にとってもということではないが、インスピレーションか稲…

クルマのフロントスペースは、展示スペースではありません!

運転席前、フロントガラス前のスペースである。ときおり、若い女性なのだろう、カラフルな人形を並べたり、白やピンクのふわふわした布地を敷きつめたりしているのを見かけることがある。昨日は、某スーパーの駐車場で、小さなウルトラマンのような人形をい…

岡村孝子がいい...

図書館から借りてきたシンガーソングライター・岡村孝子の「Toy Box」というCDアルバムを聴いている。岡村孝子は、アンクル氏の好きな歌手の一人、既にCDを何枚か持っているし、長野市に住んでいたときはコンサートに出掛けたこともある。 わたし…

”出来れば唇にキスを.....”

1822年、ベートーヴェンが弟のヨハンに送った手紙が残っている。その一節。 「1822年9月8日、日曜日、・・・二人の女流声楽家が今日訪ねてきた。二人ともかなりの美人で、どうしてもぼくの手に接吻しようとしたから、それよりぼくの口にしてくれな…

メンデルスゾーンとカナリア

メンデルスゾーンの作品で、多くの人が先ず思い浮かべる曲はなんだろう。ホ短調のヴァイオリン協奏曲と答える人も多いだろう。私もそうである。なんといっても古今のヴァイオリン協奏曲の中でも屈指の名曲である。この曲を聴くと、青春時代(といっても特段…

ふかしいも郷愁

晩秋、落ち葉の季節、その落ち葉を集めてたき火、その中にさつまいもを2、3ほうりこむ。いい風景、秋の風物誌である。 ところで、戦後の長い時代、親しまれたふかしいも。いつのまにか普通には食べられなくなった。知らない人も多かろう。それだけ食事やお…

通りも駐車場も危険がいっぱい...

今、寓居の前の通りを横断してゴミを出してきたところ。出勤時、バス通りということもあって交通量がかなり多い。手を上げて横断歩道を渡っているのに、向こうから来るクルマはスピードをゆるめる気配がない。ばく進して来るという感じで怖い。 そこへ到達す…