2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「廃校の小学校は桜のみ」

私の入学した旧入山辺村村立小学校の跡地である。校舎があった場所には公民館他が立っている。校庭だったところは地区の運動会などに使われている。かっての小学校の門柱が残っている。

「思い出のそれぞれ学校の桜かな」

私の母校、小学校も中学校も高校も校庭に桜の並木があった。幾世代、全国の多く人々がそうではないだろうか。桜が咲く中を入学した思い出を持つ人も多いだろう。写真は、私の出身中学校、松本市立清水学校の今年の桜。私たちが通った頃は、木造校舎だった。…

「レンギョウの小径を歩く今日は一人」

レンギョウ、一本くらいだとどういうこともないが、このように多数連なっているとかなりインパクトが強くなる。信州・箕輪町伊那梅苑にて。

「古墳の山桜植樹面白い今までは松本の名所に」

松本・並柳の弘法山には頂上に古墳がある。地元ではちょっと小高い丘という感じだが、頂上の古墳の部分を残し、桜の帯が山腹を取り巻いている。30数年前に植えられた桜が今、成長し花を咲かせている。市内の桜の名所としてはユニークかつ比較的新しい花見…

「花筏流れ下るは神田川」

文京区椿山荘構内を出て、桜咲くビルの谷間を流れる神田川沿いを友人と歩く。

「年一度桜咲く頃高楼に登るこれわが年中行事」

国宝松本城は天守閣から3000m級のアルプスを望める国内唯一の城である。桜の花の時期は、6階の天守閣からの眺望は絶好だ。掘に沿う満開の桜並木、花を眺めながらそぞろ歩きをする人々。芝生で憩う人々。掘には白鳥2羽。この白鳥は渡りをしない飼われ…

「諏訪湖畔桜と足湯楽しめり」

諏訪は松本より南に位置するが、標高が100メートル以上高い故か、櫻の開花時期は少し遅い。湖水にはえる水辺、湖畔の櫻は実にいい。おもむきがある。湖畔には足湯(上から3番目の写真)の設備もあり、桜を眺めながら浸るもいい。そして松本の市街では見…

「校庭の金次郎と桜かな」

かって全国の小学校の校庭などに立っていた二宮尊徳・金次郎の彫像。戦前、軍拡主義の象徴のように見られたこともあり、戦後撤去されたものも多いが、残されたものも。そんな像に出くわすと郷愁も覚えるものである。

「桃始笑(ももはじめてさく)少女の憂い深く」

私の友人知人の若いイラストレーターのERIさんの同名の絵「桃始笑」に私が作句というかキャプションをつけたもの。桃始笑(ももはじめてさく)とは、「桃が初めて咲き始める頃ということ。「桃始笑」の最後が『笑』という文字になっている。この『笑』と…

「冷やっこい空気の中をコブシ凜と」

わが信州など,桜が咲く前にコブシの花が咲くのが普通である。まだ冷やっこい空気の中を白く咲くさまはなかなか印象的である。桜と違い話題になることもほとんどないが、その咲く姿は凜と見え、私が好きな花である。