「桃始笑(ももはじめてさく)少女の憂い深く」


 私の友人知人の若いイラストレーターのERIさんの同名の絵「桃始笑」に私が作句というかキャプションをつけたもの。桃始笑(ももはじめてさく)とは、「桃が初めて咲き始める頃ということ。「桃始笑」の最後が『笑』という文字になっている。この『笑』という時は、『咲く』という意味で使われている。昔は、花が開花することを、「笑う」と言っていたようである。なお、桃始笑は、七十二候の一つ。二十四節気啓蟄の次候にあたり、3月10日〜3月14日ごろに相当する。季節は仲春。

ERIさんと私・アンクル