2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

きみよ そらの青さを知るがいい...

きみよ そらの青さをみつめるがいい そらの青さは損ないはしないから そらの青さはぼくの青さなのだからきみよ あのくもをつかまえてごらん くもはとらえられはしまいから あのくもはぼくのこころなのだからきみよ ひとり山を歩いて あの沢なりのひびきをき…

信州松本のパスタ

信州松本のパスタ、私がそう便宜的にそう呼んでいるだけで、広く認知されたものではない。 甲州・山梨県とわが信州・長野県には、”ほうとう”と呼ぶ食べものがある。あるというより「ほうとう」といういい方が残っているといった方がよさそうだ。 広辞苑によ…

高橋竹山の津軽三味線と歌を聴く...

上旬の7日、自らも尺八・三味線・琴をする友人のダビンチ氏を誘って白馬村で行われたコンサートへ行った。きっかけは、7,8年来の友人であり、白馬森上の喫茶店ぷうのママ・桂子さんから、こんなコンサートがこちらであるんだけどアンクルさんいかがです…

長野県は、”信州県”になります??!

香川県は”うどん県”になんて大きな話題になったが、わが長野県は、名実(?!)ともに”信州県”になる?!なんたって、わが郷土をぴたっといいあらわし、長野県より、ずうっと通りがいいし、知名度も高く、親近感をもって日頃、県内外で実際に広く使われてい…

UNCLE TELL はハンドルネーム!

UNCLE TELL(アンクル テル)とは、私が20年以上、インターネットの前のパソコン通信時代から、ネット上で使ってきたいわば愛称、ペンネームである。どうしてだかわからないが、ネットでは、多分アメリカから来たのだろう、ハンドルネームと呼ん…

おすすめ!必聴、フランクのヴァイオリンソナタ

知る人ぞ知る名作中の名作、なみだがためいきが出そうなくらいすばらしい曲である。半日くらいこの曲を繰り返して聴いたことも度々。でも飽きない。何でも評論家磯田健一郎さんは、死ぬときは必ずこの曲を聴かせてくれと遺言しているとか。 第4楽章の美しさ…

音楽はいい音で...

弦楽合奏など、生で聴く機会があると、その美しい音色にびっくりする。音楽ってこんなに響きの良い楽しいものかと実感する。クラシック音楽であれ、軽音楽・ジャズであれ、この生に近い臨場感を出来たらCDでもと願うのはごく自然なことである。 音楽はある…

どんど焼きと小屋掛け、遊びの伝承

正月各地で行われるどんど焼きの行事、大人がちょっと手を貸すにしても、こどもたちだけで仕切ってやりとげるなんてことは今ではとうてい考えられない。昔々、私がいた地方、私の体験では、中学生や上級生のリーダーの元、ほとんどをこどもたちだけで統制を…

ソバガキはうまくない!?

今では信州でも多くの人にとって郷愁の食べものに類するソバガキ。といっってもこの私は、数年前まではソバガキを食べたことはなかった。松本市を見下ろす近郊の農村の私の田舎では、ソバをは植えられていなかったので、従ってその頃に食卓でソバを食べる機…

グレゴリー聖歌とジュリー・ロンドン

グレゴリー聖歌とジュリー・ロンドンが、なにかの脈絡があるというわけではない。雑貨スーパーのCD売り場で、同じバスケットにあったのをを買ってきたけだ。そこではニューミュージックも演歌、東西のオールディーズ、映画音楽も、クラシックはブルックナ…

夏の空気と秋の空気がせめぎ合う季節

今は、夏の空気と秋の空気が交じり合いせめぎ合う季節だと、この時期になると毎年のように掲示板などに書いてきたところである。夏の空気の勢力が強いと、秋の空気がちょっと後退し、逆に秋の空気が張り出すと夏の空気が引っ込む。このせめぎ合いを繰り返し…

ベートーヴェンの散歩道・2

ベートーヴェンの晩年の弟子で身の回り世話人ともいうべきシンドラーの「ベートーヴェン伝」の中の記述からうかがうと、1823年の4月半ば、ベートーヴェンとシンドラーはウィーン郊外のハイリンゲンシュタットからグリンツイングへ向かう谷間の道を散歩…

ベートーヴェンの散歩道

うっそうとした森か木立の中の道をややうつむき加減、気むずかしげな顔で手を後ろに組んで歩くベートーヴェン。北海道出身のネット友人のMさん、小学校3年生の頃、ベートーヴェンの生涯を簡単に習っって一枚の絵に出会った。耳が聞こえなくなった頃に、ベ…

信州特産”塩丸イカ”!?

信州特産(?)塩丸イカ。信州人では、この塩丸イカの存在を知らない人はいないだろうと思われるほど、わが県内ではなじみのものである。岡谷など県内で作られるものもあるのだろうが、三陸や北陸の魚介業者は、特に信州人向けにイカを塩丸イカに加工して出…

ヘブンリーブルーを楽しむ

西洋朝顔、戦後、種が輸入穀物について帰化、広まったらしい。アサガオといえば、夏、朝だけの花と思いがちだが、この西洋朝顔(アメリカアサガオとも)は、秋遅く、また時に昼間から夕方まで楽しめる。ネットの解説では、花の筍はむしろ10月だとも書いて…

親爺のクラシック

およそクラシックなんかとは縁がなさそうに見えた私の親爺のレコードストックの中にあったのが、ロッシーニの「ウイリアム・テル序曲」とリストの「ハンガリー狂詩曲」である。それにシューベルトの「野バラ」やシューマンの「トロイメライ」なども確か。そ…

広がる実り、豊饒の安曇野を俯瞰...、長峰山山頂より..

あいにくアルプスは雲の中だが、実り、豊饒の大地を東山の長峰山山頂より俯瞰。すでに稲刈りを済ませた田もあり、これからのところも。白い蕎麦の花の畑もあちこちに。犀川、高瀬川、穂高川、万水川も見える。それにしても、後1ケ月足らずで、冬の使者、白…

〜〜的

「個人的、社会的、合理的、経済的、文化的、普遍的、積極的、現代的など」、会話でも文章でも都合良く使う言葉である。ところで、こうした言い方が出現したのは、明治以後という。この”的”の由来などが、日本語を興味深く解説した本(「あいまい語辞典」東…

運動会の音楽

運動会の季節。以前勤務していた職場は100メ−トル近く小学校と境界を接していた。運動会は、普通は土日、祭日に行われるのだが、たまたま雨や台風などで延びると平日に行われることも。ウィークディにかかわらずず相当数のお母さんお父さんなどがかけつけ…

陶芸家菊地智子さんの作陶展が明日(12日)から、松本中町・藏シック館ギャラリーで...

取材他を通した7、8年来の友人知人、筑北村工房ととかの菊地智子さん(写真・左)の作陶展が明日から18日まで、松本中町・藏シック館ギャラリーで開かれる。取材他を通して知り合ったアーティスト・クラフトマンが何人かいるが、その交遊が実に楽しい。…

自然のままの小川がめっきり少なくなくなっている...

今は、よほどの田舎に行っても、畑の奥まで農道もしっかり舗装されているところが多い。それに呼応するかのように、村中、田や畑の中の川も両岸、コンクリートなどで固められている。今は自然のままの小川などめっきり少なくなっている。そんな川には沢ガニ…

カンスイとは...

うどんとラーメンの違いは麺のカンスイ処理の有無。昨日書いたところ。そのカンスイについて、調べたことをついでに紹介しよう。 カンスイは液体と粉末とがあり、最近は価格と取扱い安さから粉末が多く出回っている。カンスイの成分・効力は「ラーメン大好き…

うどんとラーメンの違い?

うどんもラーメンも材料は小麦粉である。ところで自家製の手打ちうどんは聞いたことはあるが、自家製の手打ちラーメン(?)というのはあまり聞いたことがない。それは当然でもあろう。何故なら、不可能ではないが、家庭では普通、ラーメンの麺を作ることが…

バッハ、ゴールドベルク変奏曲の思い出

昔、まだCDでなくレコードが一般的だった時代。ある年も秋の終わりに近い日の夕方、とあるレコード店に入って、中のコーナーをいろいろ見て歩いていた。と、若い女子学生が二人、一人が店員に選んだレコードを渡して買うのが見えた。なにげなしに見たその…

松本平(盆地)・安曇野は豊饒の秋に、秋蕎麦の花も満開!

もう一部収穫を始めた田もあるが、大半はこれから。田植えが一等早い分、県下でも最も早い採り入れになるであろう。寓居からさほど遠くない市内北方、岡田田圃に様子を見に行く。もっともここは安曇野など、北へ向かう時、いつも通るところだが。みごとな実…

朝ドラ「おひさま」ロケ地、大町・中山高原に蕎麦の花を見に行く...

”蕎麦よ奢るな!”などと書いたばかりだが、今日は大町の中山高原に蕎麦の花を見に行く。去年のNHK朝ドラ「おひさま」のロケ地としても有名になったところである。その秋に行きそびれ、今年、蕎麦の花の季節になるのを待っていたのである。 中山高原は、以…

日本蕎麦、うどん、ラーメンは平等!

信濃では月と仏とおらが蕎麦という。蕎麦は信州の名産、その味はよそのものと比してとりわけ旨いということのようだ。 ところで巷間、蕎麦好き、蕎麦通っていうか、やたら蕎麦にこうるさい人、講釈する人が多い。私など、蕎麦県の信州に住んでいても、とりわ…

では、西(にし)は...

日本語で、東を”ひがし”といい、西を”にし”と言う。同じように”みなみ””きた”。このように呼ぶようになったのには、それなりの理由がある。前回も述べたように、別に中国から伝わってきた訳ではない。確かに後から伝来した同じ意味の漢字、東西南北は語彙を…

2年ぶりに上高地へ...、神戸のmiekoさん、eriさん

左・大正池、霧が水面を覆っている。 右、河童橋をバックに、神戸から来た二人。 左端からライブする画家久保田氏と神戸のmiekoさん、eriさん 左端、ビールを片手のアンクル。 2010年4月の開山祭以来2年ぶりに上高地へ。今は、上高地も槍のてっぺんも…

東(ひがし)は、なぜ”ひが”しなのか?

東を”ひがし”といい、西を”にし”と言う。同じように”みなみ””きた”。このように呼ぶようになったのには、それなりの理由がある。別に中国から伝わってきた訳ではない。確かに後から伝来した同じ意味の漢字、東西南北を当てたのであろうが。 普段は、ひがし・…