2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

信州下諏訪、万治の石仏

夏の終わりの一日、下諏訪の万治の石仏を訪ねた。その石仏は諏訪大社下社春宮の森に隣接して流れる砥川脇の田や畑の中にある。 高さ2.7メートル、長さ4メートルの自然石(輝石安山岩という)の上に、高さ60センチほどの仏の頭がちょこんと載っている。…

モンテッソーリ教育

昔、長女が子どもだったころ通った幼稚園は、モンテッソーリ教育というのを取り入れていた。それがどういうものか、よくわからなかったが、例えば、教室の棚にはいろいろな遊具のほかに、はさみやナイフ、包丁やまな板、針、糸、布切れ、それにきうりやなす…

止める、戻る、引き返す勇気と決断

前に、道は一つではない選択肢はいくつかある、また止まってみよう立ち止まってみようと書いたが、それ以上に何ごとによらず一旦スタートしてしまうと、止める、戻る、引き返すということは実際問題かなりの決断と勇気が必要、至難なことだ。人はあの時、途…

みゆちゃんがトンボを捕まえた...

捕虫網を持った少女、公園の広い野原の中で舞っている。無心で追いかけいる。でも捕まえられるかな? おお、捕まえたみたいだ。わたしみゆちゃんよ、自慢げな顔!かわいいね。安曇野・池田クラフトパークで。 2012年8月25日取材。

白馬岳(はくばだけ)

北アルプスの白馬岳、人気の山である。今年の夏も大勢の登山者やハイカーでにぎわったことだろう。富山県の宇奈月からの登山ルートもあるのだろうが、一般に白馬岳に登るとなれば、信州側白馬・小谷からということに。 おなじみ白馬連峰、地元民、山好きなら…

ヨーロッパの光、日本の光

印象派の画家たちの作品がなにより私たちをとりこにしてしまう魅力は、色づかいで光と空気を描いている点だと、友人で画家、わが松本のアーティスト岩淵龍王丸さんはいう。 私たち凡人の目には、光は明るい、暗いの違いぐらいにしか見えないが、世界を旅して…

選択肢、道は一つではない...

21世紀の世界と日本、10年余がたったが、平和と輝ける未来の世紀の思いとは逆に、各地で紛争も継続、正に前途多難である。宇宙船地球号、果たしてこれからどんな進路が開けるだろうか。 ところで、多くの場合、道とか方法はひとつではない。選択肢はいく…

野辺・路傍の如意輪観音が好き...

私は仏さま・仏像の中では、あの姿からか如意輪観音が好き。如意輪観音とい えば、まず大阪・観心寺にある国宝の如意輪観音像など有名である。しかし、確か毎年5月の二日間だけの一般公開。いつも気軽に見る、あがめるというわけにはいかない。 いわゆるこ…

コンビニ版コミック「黄昏流星群」のファンに...

コミック「黄昏流星群(たそがれりゅうせいぐん)」とは、島耕作シリーズで有名なコミック作家、弘兼憲史が隔週発行される小学館のコミック雑誌「ビックコミックオリジナル」に長く連載している、中年・シニア世代のせつない恋を描いたコミックストーリーで…

空手還郷(くうしゅげんきょう)

宋での留学修行を終え、日本に帰った僧・道元が残した言葉らしい。友人の書家・山内清香さんの作品展示でこの言葉のあるのを初めて知った。 ネットに出ていた「つらつら日暮らしwiki(曹洞宗関連用語集)」には、−−訓読すれば「空手にして郷に還る」というこ…

安曇野(あづみの)の小径

信州・安曇野、しんしゅう あづみの、何よりこの語感がいい、安曇野を魅力的なものにしているのに、この語のひびきの良さが大いに寄与しているだろう。私もあやかってというわけでもないが、もう10年にわたってメールマガジン「安曇野(あづみの)通信」を…

信州の”スローフード・おやき”

信州の”おやき”は、野沢菜漬けとおなじように今や全国的に有名となり、海外へ進出したとかしないという話もあるこの頃である。また先の長野オリンピックで信州のおやきを味わってファンになった人も各国の選手団の中にいるのでは。このおやき、信州を代表す…

ちょっと立ち止まってみる勇気と決断...

一昨日書いた、「湖の対岸と自己背反」とも関連・繋がっているのだが....。 日頃の仕事や行楽、単に目的の地へ急ぐだけがが、少しオーバーにいえばそれを通した行動、人生などの目的でもないと思うのだが、途中で立ち止まってみる、クルマを留めてみると…

ベンチと小犬

安曇野は池田町、ときどき行くカフェ・カフェ・風のいろ。ちょっと間があって出掛けた、前は田植えの時期だったが今は夏。稲ももう穂が出始めるくらい長くなっている。ちょっと小高いところ、安曇野とアルプスの展望が良いところにある。 芝生の庭の手前に木…

湖の対岸と自己背反

先日、信州中部の湖のある高原、聖高原へ友人ととあるイベントで出掛けた。私としては3、4年ぶりというところである。以前実家のある長野と松本を往来するためなど、ここを通ったことが何回となくある。国道403号線、千曲市から麻績村へ抜ける峠のよう…

ユウガオとズッキーニとテツコさん

畑をやっている画家でネイチャーアート・野菜アートの友人、クボタさんからユウガオ、ズッキーニ、モロコシなどいっぱいいただく。ちょっと一人だけでは食べきれないので行きつけの安曇野はカフェ・ド・ラペのママ、テツコさんにお裾分け。 ちょうど店内にい…

お盆

、 今、お盆の最中である。以前にお盆のことに興味があっていろいろ調べたことがある。 わかったことは、これはどうも単に盂蘭盆会という仏教行事だけのものではないこと。まあ、後から密接不可分に結びつきはしたけれど...。言ってみれば正月と同じ、祖…

フレーフレー

ロンドンオリンピックもいよいよ終幕である。この稿を書いている時点で、金メダルの数が少ないのがちょっと寂しいが、日本は37個と、過去最高と同じメダル数を獲得。期間中、日本国中、テレビの前でも、応援、歓声、興奮、歓喜、落胆が渦巻いたろう。 以前…

今日も楽し!ライブ肖像ペインティング、信州・聖高原サマータイムフェスティヴァルにて)

昨日紹介したネイチャート・野菜アートの画家の久保田氏と今日は信州中部は聖高原へ。彼も出展している信州・聖高原サマータイムフェスティヴァルへ。彼はライブ肖像画家でもある。そのライブ肖像ペインティングを会場でするためである。 フェスティヴァルを…

ネイチャ−アートは楽し!

友人の画家・絵本作家、久保田喜正が創始・案出したネイチャーアート。四季の自然の造形をつなぎ合わせ、コラージュ風に仕上げるもの。説明より、それがなんであるか実物を見ていただければわかる。 彼は昨年11月、数十年にわたる東京での創作活動に区切り…

電車のつり革に...

教師をしていた友人の話では、近頃のこどもは電車のつり革にさわれない子が増えているとか。親に終始、手を洗いなさいなどとうるさくいわれているものだから、ただただ神経質なこどもに育っているということのようだ。およそたくましさとかおおらかさとは無…

信州松本地方七夕人形のひとつ、カータリ

昨日7日は当地、月遅れの七夕。信州は松本、伝統の七夕人形の中にユニークな存在の人形・カ−タリがある。「カータリ」とは、1年に1度の七夕の日にしか会えないひこ星とおり姫が、もし万が一雨が降って天の川が増水してしまい、会えなくなってしまったら大変…

オニヤンマを追った少年の日は...、トンボとセミの正体?

トンボが集団で麓から山の頂や高原に移動すると聞いたことがある。移動のさまはなかなか壮観とも。トンボといえば水辺の昆虫だが、時には水のそばから離れることもあるのだろう。 ところでトンボもセミもそうであるが普通は成虫のイージしかない。しかしほん…

数年来念願の緑色の温泉に入湯、信州・志賀高原・熊の湯温泉

友人のダビンチ氏との万座・野反湖・尻焼温泉行の2日目、渋・山田峠を越え信州側志賀高原へ。更に足を伸ばし山田牧場へも。その帰路、熊の湯温泉に立ち寄り湯。 温泉ガイドブックなどを見、ここ実に数年来念願羨望の湯である。酸性の湯かと思ったが、そうで…

フヨウ(芙蓉)の夏!

夏に咲く花、さまざまあるが私はなんといってもフヨウ(芙蓉)の花が好きだ。 ところでフヨウの花が咲いてもほとんど話題になることもない。全国にボタン寺、アジサイ寺などはあまたあると思うが、ウイキペデアに芙蓉の寺、長浜の舎那院というのが載っていて…

友人の書家・山内清香さんの「書にあそぶ」展が池田町北アルプス展望美術館で...

アンクルの取材他を通した10年来の友人知人、高崎市在住の書家の山内清香さんが、安曇野は池田町の北アルプス展望美術館で7月14日から8月19日まで「書にあそぶ」展を開いている。 山内清香さんは、海外での受賞・展示も多く、親善大使など国際的にも…

黄色い大きなズッキーニを頂く...

畑をやっている友人から、長さ36センチ、直径10センチもある大きな黄色いズッキーニを貰った。深緑色のものはよく見るが、黄色いものは初めて見た。畑から採ったときは黄色だったが、3、4日置いたらだんだん赤みが強くなって、オレンジ色っぽくなって…