2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「夏の日の幼き恋の千曲川」

信州・東御市海野宿の千曲川河畔にて。 「信濃なる千曲の川の細石(さざれし)も 君し踏みてば玉と拾はむ」千曲川といえば、万葉集の私の好きなこの歌が想起される。詠まれた地域ははっきりしないが、東信地域の佐久から上田・長野までのいづれかの流域だろ…

「アルビノのカルガモ親子や睡蓮花」

もう4,5年前か、わたしの住む松本は神田地域の千鹿頭池にアルビノ(白色特化)のカルガモがいることが話題になった。そのカルガモも親になり子ガモを育てている。ごらんの通り、雛は白いのも黒いものも。雄親鳥は普通のカルガモなのだろう。それにしても…

豆飯(まめめし)と筍飯(たけのこめし)・その2

筍飯(たけのこめし)。こぶりの筍を頂いた時など、家族全員が賞味するには炊き込むことがなにより。油揚や鶏肉で出しをとり、醤油の薄味で、蕗などと合わせてかやくご飯にすることも。−−山椒の芽の香りもまじって新鮮な筍のややあくのある土の匂いが、季節…

豆飯(まめめし)と筍飯(たけのこめし)・その1

この頃は特に俳句を始めたので、暇のある毎に取り出しては眺めている講談社版「カラー図説・日本大歳時記」。夏の巻。先の飯饐(めしす)える、饐飯(すえめし)の項の近くに、豆飯(まめめし)と筍飯(たけのこめし)があった。 まあ筍飯は食べる機会がある…

クラフトフェアまつもと盛大に、記念すべき30周年、取材スケッチ・2

今年は節目の30周年、全国のクラフトマンからこの種フェアの聖地とも目されている信州・松本である。なぜなら、クラフトフェアまつもとは、全国に先駆け、野外クラフトフェアの原点ともいうべき、スタートとなったイベントである。今年は、開催の2日間、…

クラフトフェアまつもと2014・さまざまな出会い

24日、画家・久保田氏とクラフトフェアまつもとを取材。楽しい一日。この日もめまぐるしいほどの印象的な出会いがあった。 ] 伊勢町通りでも露店のショップがオープン、中川村からやって来たガラスの平瑞穂さんと。中川村、懐かしい、また行ってみたい。 …

クラフト作家との出会い・木と布の動物人形、安部ジョージさん夫妻

安田ジョージ(丈治)さん夫妻は埼玉県は飯能市から来松。イノシシ、カモシカ、ねこ、犬など、写真のような動物の小さな人形を木と布で作っている。安田さんのオリジナル創作とか。足・脚の部分は木、胴体の部分は布、色づけは柿渋で。なかなか面白い。魅力…

クラフトフェアまつもと盛大に、記念すべき30周年、取材スケッチ・1

松本の街中でクラフトに関する催しが行われる「工芸の五月」。そのメインイベント、30周年の「クラフトフェアまつもと」が、5月の最終土・日曜日、24日〜25日、好天に恵まれ、全国から約270名のクラフトマンがあがたの森公園に集まり、盛大に開催…

「菜の花の千曲河畔や阿弥陀堂」

信州飯山の瑞穂地区、野沢温泉へ向かう県道。千曲川を見下ろす高台に広大な菜の花畑が広がっている。花の季節、5月上旬から中旬ははみものだ。遠くににまだ残雪の北信五岳。眼下にたゆうとう千曲川。ここの景色も信州が誇るワンダフルな景色の一つだ。近づ…

「しあわせとはこんなものか風ひかる」

市井のもの、ちょと昔風にいえば小市民の平穏な日々、小さなしあわとは、例えばこんな感じのものか] [

信州松本にはエゴの木の並木がある

出掛けていて、しばしこのブログ日記もお休みした。 ところで、信州松本のやまびこ道路には、エゴの木の並木がある。毎年のように書いているが、今その花が咲いていて楽しめる。その様、実にいい雰囲気だ。 エゴノキはエゴノキ科の落葉小高木。北海道〜九州…

愛用のデジカメが故障!

アンクルが常用、愛用しているカメラ、キャノンのコンデジG11(写真)が突然故障。操作中、エラーメッセージが出て、銅鏡が出っぱなしになって引っ込まなくってしまったのだ。キャノンのお客さま相談センタに問い合わせたところ、修理代に送料含め、140…

「バラ園の午後のアンニュイ カシニョール」

安曇野・豊科近代美術館のバラ園。カシニョールは1935年生まれのフランスの現代絵画作家。作品は多くリトグラフのかたちで提供され、日本にも愛好するファンは多い。長く日本のファンにも愛され親しまれているカシニョールのノスタルジックでエレガント…

J2松本山雅初の3連勝、横浜FCに2:0、3位をキープ

前12節まで、勝ち点を23と順調に伸ばして3位と好位置をキープしている我が松本山雅は、今季初3連勝と、初のホーム3連勝をめざした。前半は、両チームと連戦の疲れからか精彩を欠いて攻めきれず、0−0でハーフタイムに。 後半は、少し前掛かりに攻め…

りんごの花、りんごの摘果・2

ところでりんごの摘果(てきか)という作業がある。信州一帯のりんご農家はその季節になると家族総出でおおわらわ。開花のときもするが小さな実がなった時にも行う。摘果は、間引き、いわばおろぬくわけで、いくつかの実の中から育ちのよいものを残す。 一年…

りんごの花、りんごの摘果・1

信州では桜の花が終わってしばらく、今度は並木のハナミズキやライラックも見頃だ。甲府盆地一帯の桃園には負けるかもしれないが、長野市北方、飯縄町の丹霞峡の桃の花の眺めも、北信五岳を背景にすばらしい。そしてなにより信州全域でりんごの開花。善光寺…

「GW(ジイダブル)草取りきれず終わるなり」

「ゴールデンウイークいかがでしたか。どこかへ?」「それがねえ、このゴールデンウィーク中に庭と畑の草取ってしまおうと思ったんだけど、用もちょこちょこ入ったり、孫の相手したりで、取り切れなかったのよ−−」、とは向かいのクリーニング取り次ぎ店の長…

「アンクルの俳句練習帳」をUP中...

フォト俳句のカタチで順次UP中。これもまた楽しからずや。ホームページ「風は森はともだち」の中に。こちら。 http://uncletell.web.fc2.com/1405haikuf.html 「ため息と見果てぬ夢と春時雨」 「飯山線ブランコ埋まる雪景色」 「風花の峠を越えてもまた曠…

国営アルプスあづみの公園にて、今日の出会い

国営公園(こくえいこうえん)とは、日本において都市公園法に定められた要件を満たしている公園または緑地で、国(国土交通省)が設置するものという。現在、全国に17箇所ある。県内にはここアルプスあづみの公園のみ。但し、堀金・穂高地区と松川・大町…

水そばの会、今日の出会い・きのうの出会い、(UP中)

松本城下町湧水群の中で最も古い歴史を持つ「源智の井戸」には、井戸を守っている近隣住民が組織する「みんな源池会」があるとか。 工芸の5月の「みずみずしい日常」、「旅行社水のさんぽ」では、5月4日(日)の一日限定で、「みんな源智会」、種村蕎麦店…

松本平・安曇野に田植えシーズン到来、明科・犀川田圃

安曇野・松本平の田植えは信州でも最も早いのではないか、人出があるGW中に澄ませてしまおうというねらいもあるようだ。安曇野がもっとも美しく輝くとき。水田はすなわちアルプスを映す水鏡。世界遺産級の他に誇る景色だ。犀川田圃(明科地区、昔の広大な…

菊地智子さんの春の作陶展開催中、5月6日まで。,

友人知人の陶芸家、筑北村在住工房ととか、菊地智子さんの春の作陶展が4月29日から5月6日まで、松本・中町通り、蔵シック館で開かれている。菊地さんの器作りは、身近な生活に結びついた普段使いの食器が中心。作風も実にオースドックス、斬新さ派手さ…