2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「吾妻鏡」「太平記」を読む

吾妻鏡とは、鎌倉幕府の正史ともいうべきものだが、古文読解の素養があるわけでもなく、国文学の研究をしてるわけでもないので、むろん本物などそうそうに読めるわけがない。この「吾妻鏡」、竹宮恵子というコミック作家がまんがに翻案したもの。 だが、これ…

信州・筑北村坂北岩殿寺の火渡りを取材

信州中部、筑北村坂北の天台宗寺院、岩殿寺。中世には修験霊場として、境内に大小75社、12坊、4支院を有する大寺であったとされるが、その後、度重なる火災等により衰退しその面影はない。 古い歴史を誇る岩殿寺だが坂北に住む友人の久保田氏の家の菩提寺で…

ときどき、無性に食べたくなるものの一つ、味噌パン

誰しもあるだろうが、私がその独特の食感で、ときどき無性に食べたくなるものの一つが味噌パンだ。テレビを見ていたら、栃木県だったか茨城県だったか、祝いパンというのが登場していた。慶事とか行事の時、配られ食べられるものである。私のいる信州は松本…

希少糖(きしょうとう、rare sugar)

先にテレビでも見たが、希少糖(きしょうとう、rare sugar)というのが最近話題になっていて、それを使った製品も登場しているようだ。ウイキペデアによれば、希少糖(きしょうとう、rare sugar)は、「自然界にその存在量が少ない単糖とその誘導体」と定義…

アンクルのメールマガジン「クラシック炉辺夜話」

私、アンクルはもう15年来、三つのメールマガジンを発行している。先に「安曇野(あづみの)通信」を紹介したが、発行部数からいえば「クラシック炉辺夜話」はその第一である。発行してしばらくは「アンクルのクラシック夜話」だった。現在、1000名ほ…

買いだめ狂想曲!

巷は消費税アップ前のまさに買いだめ、買い漁り狂想曲の感がある。予定していた家電などならいざしらず、普段の月の生活費の倍もその倍も食料品や日用品を買い込んでどうする。これは一種のブーム、切迫感からの熱病・伝染病のようなもので、踊らされている…

即時通話、待時通話・その2

1970年(昭和45年)を過ぎても、市内通話もダイヤル化されていず、受話器を上げれば(あるいは受話器を取りハンドルを回すと)、交換手がハイと出るいわゆる共電式や磁石式の電話局、郵便局のエリアがまだ相当数残っていたと思われる。例えば、それら…

即時通話、待時通話・その1

今朝のNHKの朝ドラ「ごちそうさん」の一場面、大阪のめいこが東京の桜子に電話しているのをみて、えっっ?と思った。今は、国内はおろか世界のどこまでも瞬時に繋がる時代。今の世代の人は50年、60年前も同じようだったと思うかしれないが、そんなこ…

”春風に 髪なびかせて 君はデート”

2011年12月、安曇野は池田町の北アルプス展望美術館での個展を取材以来、2年ぶりでイラストレーター・画家のeriさんに、県文化会館国際会議室における彼女の作品展で遭遇再会。eriさんの作品、ファンタスティックで夢がある。また、県文化会の毎月の…

山田洋次監督の映画「小さいおうち」を見る

見終わって、なんか不思議な感覚にとらわれた。ただ暗い息苦しい時代だと思っていた昭和前期、あんなに明るく、自由に(それなりの)ロマンもいっぱいの世界が広がっていたなんて...。映画のウェブページに載っていた歌手の都はるみさんと「オルウェイズ…

格闘技や室内競技は冬季オリンピックに...

少し前の「週刊新潮」の記事に興味ある記事が載っていた。冬季オリンピックは周知のとおりスキー・スケートなど冬にする競技が中心だが、1972年のサッポロオリンピックの頃に比べて、35種目から98種目とその競技種目が3倍近く増えているという。そ…

県内公立高校合格者発表

今日20日は、私の住む長野県内県立高校の入学予定者、すなわち入試の合格者発表の日である。朝、歩いて10分ほどの郵便局へ行く途中、母校でもある松本トンボ高校の合格者発表の風景を覗いてみた。今はネットでも発表されるので家にいても合否はわかるの…

ロシアのクリミア併合

ニュースでは、ロシアもついに一線を越えたなどと報道しているが、大国の横暴もきわまれりといういところか。歴史の流れでそうなったが、ロシアはソ連邦を解体したのを悔いているのではないか。この問題、どう決着が付くだろうか。クリミアの行く末について…

「季節の女神」

私の友人の久保田喜正氏は職業画家である。東京から信州の田舎に引っ込み、今はこういう時代だから絵を売るのもなかなか容易ではない。それでも最近、買い手がついたこの絵、額装して相手に渡すということで昨日は松本へ出て来た。作家自身もとても気に入っ…

いわさきちひろの人気

画家、絵本作家、いわさきちひろの人気は、もう没後40年もたつのに衰えない。彼女の絵の持つみずみずしさ、淡い色調の美しさは時代を超えているのかもしれない。小説など文学作品ではなかなかこうはいかないケースが多かろうと思うが、絵画という抽象性故…

自分の関心、他人の関心

自分の関心事が、他人にとっても関心事なんてことはないのである。自分にとって重要なことでも、他人にとってはそうではない。ともだちや知り合いならば、話しを合わせるため、あるていどふんふん、なるほどとあいづちを打ったり、関心あるようによそおうこ…

句会の功罪

] 今、私も句会に入っている。アルプス句会という。講師の先生の人柄もあり、ざっくばらんで和気藹々としたムード。他の句会の様子がどんなものかわからないが、属する句会の成立過程もあり、私は句会の内容そのものより、むしろ同好の他の人との交流・コミ…

人生は、□□だらけ、人生は□□ばかり...

人は上の□□の中に、どんな言葉をいれるだろうか。苦労、悲哀、失敗、挫折、不幸、愛、夢、涙、幸運、不運などなさまざまだろう。実は、郵便局へ行ったら入口前の掲示ケースにかんぽのポスターが張ってあった。写真のとおり、キャッチフレーズは、”人生は、夢…

友人の書家、山内清香さんが桜咲く、東京・椿山荘で書展...

アンクルの10年来の友人知人、女流書家の山内清香さんが桜の名所でもある椿山荘で書展を開きます。ここ数年、毎年この桜の時期に開催しているものです。山内さんは、海外でも展覧会、またコンテストで受賞、親善特使を勤められるなど、国際的にも活躍され…

奇っ怪な事件が続く...

2014年も事件・事故が盛りだくさんのようだ。京都で起きた餃子の王将社長殺人事件、ゴムボートで朝鮮海峡を渡ったのか水死体で発見された東大卒のエリート公務員、久々の快挙かと日本中を喜ばせたスタッフ細胞への疑惑。小保内さん自身が出てこないのは…

はるけきいとしきこどもたち・3/写真とわたし・5

写真はだれでもシャッターを押しさえすれば撮れる。撮れているといった方がいいかしれない。露出もピントも心配することなく、特にデジカメ時代になってからフィルム代を気に掛けることなく写真を楽しめる。しかしかように写真を撮ることは誰にでも容易には…

はるけきいとしきこどもたち・2/わたしと写真4

学生時代の2回生頃か、これまたバイト代をためて中古のカメラを買った。コーワ製のカロT100というものだった。はじめから100ミリレンズが本体についているもので、ポートレートなどにはちょうど適していた。前日の少女の写真も今日アップしたものも…

写真とわたし・3、はるけきいとしきこどもたち・その1

大学へ入って、クラブは写真部に入部。この時代だからむろんフイルムはモノクローム。私のカメラはヤシカの変哲もない35ミリの50ミリ標準レンズのみレンズシャッターカメラ。当時、クラブ員の所有カメラは、おおむね、ペンタックス派とミノルタ派の一眼…

コハクチョウにプラスチックの首輪?

信州は安曇野でも諏訪湖でも、越冬していたコハクチョウの北帰行が続いているが、昨日の地元の新聞もローカルニュースも、諏訪湖で首にプラスチックの四角い枠がはまったコハクチョウの幼鳥が見つかったと伝えている。それはタテ15センチ、ヨコ20センチ…

白鳥が 去った水面(みずも)の 空虚かな

] 白鳥飛来地、信州安曇野・白鳥湖、白鳥やカモの北帰行が続いている。先ずは北北海道の中継地、クッチャロ湖や稚内の大池へ向けての移動で、最終的に北の大地、繁殖地の北極海沿岸の原野に渡るのは5月に入ってからだとは前にも書いた。それならば、もうす…

アンクルのメールマガジン「安曇野(あづみの)通信」

私、アンクルはもう15年来、三つのメールマガジンを発行している。「安曇野(あづみの)通信」はその第一である。発行当初は「千曲川通信」だったが、2003年、長野から松本に移り住むようになって、「安曇野(あづみの)通信」に改題した。安曇野にま…

今年もみずめぐり姫のみなさんに会いたいな!

私の住む信州松本平(盆地)、市街は伏流水が地表に湧出するちょうど扇端に当たっている。それゆえ実に水の豊かな町である。市内のいたるところに湧水や井戸がある。市内を流れる水路はほとんどこの湧出した水でキレイなものである。市内に数多くあるこの井…

戦争と平和、ウクライナ危機

私がかって学んだ学校の総長、故・末川博博士は、21世紀を人類の叡智により平和と希望に満ちた世紀にと希求して、学生にも常に説いていたが、現実はそれとはむしろ逆方向の世界が広がって行く...。ウクライナ状勢が緊迫化。ロシア軍のウクライナ領土へ…

J2松本山雅、白星スタート、緒戦、東京ヴェルディに3:1と快勝!

敵地東京の味の素スタジアムで、試合も応援も相手を圧倒。会心の勝利というのがうれしい。市民タイムスが伝えるところでは、入場者数12658名の内、山雅サポーターが8036名だったというのが、正におどろき。残りがすべてヴェルディサポーターとして…

日本白鳥の会総会が信州安曇野で...

この土日(1日〜2日)、日本白鳥の会第42回総会が信州安曇野で開かれている。全国の白鳥飛来地が持ち回りで開催しているものである。昨年は琵琶湖岸の草津市で開かれたらしい。今シーズンは、安曇野への白鳥飛来30周年に当たり招致したらしい。そうい…