日本白鳥の会総会が信州安曇野で...

  この土日(1日〜2日)、日本白鳥の会第42回総会が信州安曇野で開かれている。全国の白鳥飛来地が持ち回りで開催しているものである。昨年は琵琶湖岸の草津市で開かれたらしい。今シーズンは、安曇野への白鳥飛来30周年に当たり招致したらしい。そういえば2004年の白鳥飛来20周年の時も安曇野で開催され、私も取材したものである。

 初日1日の午後は研修会ということで一般にもオープン、地元の白鳥ファンも大勢参加した。各飛来地、地元安曇野白鳥の会の会田仁氏を含め、5人の発表が行われた。酒田市の角田分氏の発表は、観察者にしかわからない学者顔負けの聖地な研究発表で感嘆。帰りに彼の著書「Swan in Japan その生態を追う」を買ってきた。白鳥は人間の最も身近に来てくれる野鳥だが、その生態は体系的にまだよくわかっていないのである。図書館などでまるまる一冊、白鳥のことを書いた本など滅多のお目にかかれない。

1日の研修会風景。

 酒田市の角田さんの発表。

 「安曇野、白鳥飛来30年の記録」の冊子も。
 
 角田さんの著書「Swan in Japan その生態を追う」