2015-01-01から1年間の記事一覧

「刈田行く不思議に明るくバッハ聴く」

切り株だけになった田圃はうらさびしいものだが、時にそんな間の道を走行していて、妙に明るく感じることがある。うれしくなって、バッハの曲をカーステレオに差し込み聴く。

「コスモスに少年少女がフェードアウト」

夕方、少年少女がまさにコスモスの中に溶けていくという感じだった。二人は姉弟。母親がカメラマン。二人をあちこちに立たせ、ポーズさせたり盛んにシャッターを切っていた。い合わせた私もそれに便乗、何枚か撮らせていただいた。

「そぞろ寒行き暮れてなお旅続く」

その日の日程半ばで日が暮れてしまうこともしばしば。でも秋のそぞろ寒の中を、先を急がねばならない。嗚呼、人生一生の旅でもまた然り。

「君からメールラフマニノフ聴く秋に」

ラフマニノフ、秋、で画像検索したら出て来た画像。ドイツを拠点に活動しているピアニストの河村尚子さんである。

「いい湯だな葛温泉は秋涼し」

「いい湯だな葛温泉は秋涼し」、信州・大町、高瀬渓谷・葛温泉・高瀬館露天風呂で。紅葉にはまだ間があるが、あたりはもう秋の風情。

「編み笠のうなじの白さや風の盆」「編み笠に思い隠して風の盆」」「編み笠の秘めたる想い風の盆」

越中八尾・おわら風の盆(おわらかぜのぼん)は、富山県富山市八尾(やつお)地域で、毎年9月1日から3日にかけて行われている富山県を代表する行事(祭り)である。 このおわら風の盆(おわらかぜのぼん)は、今も昔も訪れた多くの人々を魅了する。夕暮れ…

「赤裸々な生存競争夏終わる」

「赤裸々な生存競争夏終わる」、”おお!、獲物だ、アタック!”、食うか食われるか自然界の生存競争は熾烈だ。

「生きている空の青さと赤トンボ」

空の青さ、白い雲が目に滲みるのは生きていればこそ。

「コスモスがゆれ君がゆれ吾もゆれ」

あなたのこころがゆれているのがわかるから、私もゆれる。

「草むらに便器埋もれて月見草」、

今はさすが少なくなったと思うが、野ッ原に河原の草藪に、山道の崖途中に、なんでこんなものがここにと思うようなさまざまなものが捨てられてあった。むろん、便器だって例外ではない。

「お坊さんスクーターで移動お盆かな」

どこの町でもスクーターで移動するお坊さんが多いようだ。私も、今日、寓居の近くで遭遇。忙し忙し、特にお盆は移動のスケジュールがいっぱいだろう。

「終戦戦後もういいじゃないか紅蜀葵」

戦後70年という。だが明治維新後70年といえば、明治・大正を通し越して昭和も10年代になるのである。80年100年たってもこだわるのか。いつまで終戦戦後がつつくのだ?もういいじゃないか。 以前、私のホームページでフヨウの特集をしたこともある…

「空映すヘブンリーブリーいつまでも碧」

アメリカアサガオ、ヘブンリーブリーはほんと秋遅くまで咲いている。 残暑見舞い状をこの写真で作成。

「凌霄花(のうぜんか)行き先々で乱れ咲く」

夏から秋、橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつけ、気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを伸ばす。中国原産で平安時代には日本に渡来していたと考えられるとか。夏に、町々でほんとうに目立つ花である。

「明日は立秋、今日中に暑中見舞いださねば」

このところたいへんな灼熱列島・炎暑列島さなかだが、もう暦の上では秋。もちろん実態とはかけ離れているが。

「高原に旋風起こせ草競馬」「風と馳せ砂塵巻き上げ草競馬」

ホームページの方の画像日記帳や俳句練習帳の対応に追われ、はからずも プログ、2週間あまりもお休みしてしまった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 標高1600メートルあまり、日本一標高の高い草競馬として知られる信州 は塩尻市の高ボッチ高原…

「や〜ご機嫌笑顔がステキ帽子ステキあなたの青春に乾杯!」

「や〜ご機嫌笑顔がステキ帽子ステキあなたの青春に乾杯!」、松本・花時計公園ビールフェスタにて。、 市内里山辺のA.Kさん。ご機嫌!笑顔が素敵、帽子が素敵!、市民タイムスの記者さんもあなたを取材、撮っていたから、明日の新聞に載るかもよ!翌日新…

「アルビノのツバメ出現縁起良し」

地元の新聞、松本平タウン情報によると、市内松原地区にアルビノのツバメが出現して話題になっているとか。出現率は2万回に1回程度で究めてめずらしいという。この白いツバメ、地方によっては見かけると幸運をもたらすといわれているとも。

「なでしこが負けてがっかり梅雨続く」

ファンは必死で応援する。勝ってほしい。そう信じたい。サッカーはなにが起こるかわからない。でも多くの人はアメリカにはかなわないだろうと正直思っていたのでは。あるスポーツ評論家は、勝つ確率は30%といっていたが、その予想からはやはりというとこ…

「百日草昔の花になりにけり」

私、アンクルの発行しているメールマガジン「安曇野(あづみの)通信」2015/07/01より ================================== UNCLE'S uncletell@gmail.com 「安曇野(あづみの)通信」2015/07/01(毎月1・15日発行 ”みすず…

「前線の上下にやきもち梅雨の空」

今年の梅雨は当地でもほんとうに雨が多い。前線が停滞し、特に九州南部では連日、かなり集中的に降っている模様だ。この雨も前線の動き次第だ。今日も各地、重苦しい梅雨空、雨量も相当量に。

「梅雨空にしょうがないなとキーを打つ」

週間天気予報が曇り雨マークばかりだと、ほんとイヤになってしまう。梅雨時だからまあしょうがないか。

「トマトの輪切りにシュガーなどをかけて」・2

私、アンクルのメールマガジン「郷愁の食物誌」2015.06.25号より。 ================================== UNCLE'S uncletell@gmail.com 「郷愁の食物誌」2015/6/25(毎月25日発行目途) なつかしき郷愁のたべもの…

「ベートーヴェンのカルッテット聴き夏至過ごす」

一年でもっとも明るい日。今年はもう今日が頂点だ。暑さはまだこれからだが、後は下り坂のみ。嗚呼、なんだか寂しい。そういうわけで、今日はベートーヴェンの弦楽四重奏曲、ラスモフスキーセットを聴く。

「乗鞍の一番いい季節ツツジ咲く」

中部山岳国立公園、乗鞍高原は四季それぞれにすばらしいが、私が一番すきなのは、乗鞍岳に残雪が残り、さわやかな空気の中、レンゲツツジ咲く初夏の6月だろうか。このレンレツツジ群落のある一ノ瀬園地は私が、この世のパラダイスと呼んでいるところである。

「山麓線山法師のつづらおり」

「四弁花ヤマボウシ咲く山麓線」 山麓線の山裾、木々、こぼれるばかりの花をつけた山法師が連なる様はみごとしかいいようがない。

「君と見るアジサイの花最後かも」

信州松本のあじさい寺、寿小赤の弘長寺にて。実際にそうなったかも...?!

「トマトの輪切りにシュガーなどかけて..」

ネットを見たら、夏といえば赤い野菜・トマトの季節である。このトマトのシーズンを迎えるにあたり、毎年日本では終わりなきアツい議論が交わされている...そうな。。そう、「トマトには “塩” か “砂糖” か」だ。 塩派から見るとトマトに砂糖なんて気持ち…

「郷愁のトゲがチクチク麦畑」

信州は松本平・安曇野は今でもけっこう見られるが、全国一般には少ないでは、多くの人にとって麦秋のシーンは多く郷愁の世界の光景であろう。麦畑の近くで遊んだ思い出も...。肌着にでも麦の穂先が入ろうものならそれはやっかいである]。[

「カッコウで目覚める朝は森気分」

わが寓居のここは山地も比較的近い住宅地だが、この頃、朝良くカッコウが鳴いている。こんなことはここに住むようになってはじめてではないか。森の鳥の鳴き声が聞こえるのはなんかとてもさわやかないい気分。