「トマトの輪切りにシュガーなどをかけて」・2

 私、アンクルのメールマガジン「郷愁の食物誌」2015.06.25号より。
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  UNCLE'S                 uncletell@gmail.com
     「郷愁の食物誌」2015/6/25(毎月25日発行目途)

 なつかしき郷愁のたべものたちをこよなく愛おしむエッセイ。それはほの暗
いアセチレン灯の屋台で食べたの中華ソバであり、学校給食、少年の日、祭り
や縁日の綿菓子やニッキ菓子、学校帰り駄菓子屋にたむろして食べたクジ菓
子。そして野山をかけずり回ってむさぼった木の実の数々...。
  http://uncletell.web.fc2.com
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「トマトの輪切りにシュガーなどをかけて」

 今、梅雨真っ最中、週間天気予報も曇りか傘マークが続く。梅雨前線の上下
動に毎日やきもき、一週間先の天気予報など当てにならない。雨が降れば梅雨
寒、晴れたら盛夏のように暑い。しかも梅雨の湿気もあり蒸し暑い。

 とはいえ夏目前! 夏といえば赤い野菜・トマトの季節である。あるネット
の書き込みによれば、このトマトのシーズンを迎えるにあたり、毎年日本では
終わりなきアツい議論が交わされているそうな。そう、「トマトには “塩”
か “砂糖” か」とか。

 面白いからこのネットのページから紹介してみよう。なんでも、塩派から見
るとトマトに砂糖なんて気持ち悪くて考えられないという。しかし、砂糖派に
言わせると「トマト×砂糖」こそ最強の組み合わせだというのだ。そして各地
の出身者の意見が紹介されている。

【トマトには塩派】
「僕は塩ですね。トマトのゼリーとか甘くして食べるのは見ますけど、直接
砂糖をかけてっていうのは僕の地域ではないと思います」(福岡・20代)
「そもそもかけませんが、かけるとしたら塩です」(和歌山・30代)
「マヨ派だけど、砂糖と塩なら塩!」(奈良・10代)
「塩でしょう」(兵庫・50代)
「塩ですね。砂糖とか味が想像できない」(大阪・30代)
「塩。」(石川・30代)
「や〜っ、それは塩でしょう」(静岡・40代)
「しお」(福島・30代)
「塩です。トマトはおかずですから」(東京・20代)

【トマトには砂糖派】
「子どもの頃、祖母が砂糖をかけてくれました」(東京・30代)
「砂糖をドバっといきます」(東京・30代)
「母がかけていた気がする」(群馬・40代)
「栃木ですが、お砂糖でした」(栃木・30代)
「僕自身はかけませんが、おばあちゃんがかけていました」(山形・20
代)
「砂糖かなぁ。おれは好きだったけど、途中からそのまま食べたほうが美味
しいとわかって何もかけなくなった」(秋田・30代)
「トマトは砂糖をかけるのが至高」(北海道・20代)
「ええっ、砂糖って北海道だけなの!?」(北海道・30代)
「砂糖ですよ」(中国上海・20代)

・関東を境に砂糖派が増加?
見たところ、どうやら、関東より東で砂糖派が増える傾向にあるようだ。一
説によると、西日本ではもともと甘いトマトの産地が多いのに対し、東日本で
は以前は甘いトマトが少なかったため砂糖をかける習慣ができたというが、定
かではない。

 確かに塩派の言うように、トマトをおかずやサラダの材料として考えると、
塩分の方がしっくりくるような気がする。しかし、砂糖をまぶしたドライトマ
トや、フルーツトマトを使ったスイーツも一般的であり、そう思うとトマトと
砂糖の組み合わせは合うようにも思う。−−と、このウェブの作者は分析して
いる。

 わたしの家庭は、トマトには塩をパラパラだったが、ある時から砂糖をかけ
ることを知ってこれもいいかなと思うようになった。**に限るなどと考えず
に柔軟に考えればいいと思う。各種のジャムやヨーグルト、蜂蜜、きなこ、ご
まなど多様なミックスが可能だ。スイカにだってシュガーをかけてもいい。
UNCLE TELL
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