2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「訪れた母校は廃校蝉時雨」

画像はこの私の句に合うように画像検索して出て来たものだが、世には母校が廃校になってしまった人も多かろう。寂しいことである。私の入学した小学校は統合により廃校、グランドは残っているが、建物はない。

「秋疾走するモーツアルト誰か止めて」

評論家の小林秀雄は”疾走するモーツアルトの哀しみ”などと言ったが、モーツアルトだけを走らせていいものか。

「競い咲く安曇野生まれサンパチェンス」

信州は安曇野の生まれの花というサンパチェンスは、安曇野の地で開発されたした花の新品種。従来の園芸植物に比べて、自動車などの排気ガスに含まれる二酸化窒素や、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などに対して高い吸収能力を発揮することが実証されて…

「スタンドの娘唇妙に赤し明日はデートかいいことあったのか」

いつも立ち寄るスタンドである。夕日を受けて、スタンド娘の口紅を塗った唇が、場違いなほど妙に赤くなまめかしい。なにかいいことが待っているのか、あったのか。 なお、画像は、私が見た景色とは関係なく、この記事に合う画像をということで、ヤフーの画像…

「小悪魔になりたいきみは曼珠沙華」

10年くらい前のひところ、”小悪魔”なんてのが流行ったことがあった。2004年頃発行された銀座ホステス作家の書いた「小悪魔な女になる方法」なんて本もヒット、私も持っている。そういえば「わたしも小悪魔ないい女になれるかしら?」なんてつぶやいて…

「ひまわりや空には一条コントレール」

[。] 飛行機雲でもいいのだが語呂がいまいち。英語のコントレイル(contrall)の響きが好きなのでこの語を。ホテルや店の名前などにも使われているようだ。ともあれ、ひまわり、青空、白い雲、航跡のコントラストがなんともいい。

「ベートヴェンのカルテット聴き晩夏過ぐ」

ベートヴェンのカルテット(弦楽四重奏曲)は、私にとって(いや、我々人類全体にとってもといいたいのだが..)かけがえのない宝ものだ。季節の折々に取り出して聴く。実にこころ潤うひとときだ。

「文化祭郷愁の中の少女たち」

1980年代、当時息子が通学していた長野高校の文化祭にて。私にとっては印象深い貴重なスナップである。ポジフィルムをファイル化。 、

「メロンパンほおばりバッハ聴く初秋かな」

アンクル氏はメロンパンが大好きである。そのあれこれをいろいろ調べ、メールマガジン「郷愁の食物誌」にもたくさん書いてきたところ。ちょっとしたメロンパン通である。そんなわけで、時々無性に食べたくなる。メロンパンを食べるのにまあ季節は関係ないの…

「終戦の日も咲いていたのか紅蜀葵(こうしょくき)」

私は夏の花、フヨウ(芙蓉)が大好きである。半野生化もしているタチアオイと違って、植えてなければそこにないことになるが、私が見る範囲のフヨウはとても大切にされているとは思えない。むしろ扱いが粗雑、大方、あまりぱっとしないところ、庭か畑の片隅…

「シンプルがベストコスモスに八重いらぬ」

そうはいっても実際には八重咲きのコスモスも出来ているようである。

「寝ころんで夏雲を見るソリチチュード」

ぽつんと、ねころんで雲を見上げる孤独。少年の頃、よくしたなあ。そんなこと。むろん、おじさんになった今だって。

゜「にこやかなひまわり家族に幸あれと」゜

ファミリーの記念スナップも、かしこまって全員むっつりでは少しも面白くないよね。お父さんお母さんが、直前に冗談など連発しリラックス、にっこり笑顔で写ろうね。

「花食べるオクラはやはりオクラなり」

友人の画家・久保田氏が花オクラという品種を自家菜園で栽培、花が咲いたとのこと。このオクラは、実は食用に適さず、花を食べられるように改良されたもの。彼が調理して食べたら、まったくオクラと同じ食感だったという食ネットで調べたら、前からその花を…

「ボアボアと百日紅咲き季節逝く」・今日は立秋。

暑中見舞い用の葉書を買い、ぐずぐずしていたら立秋になってしまった。まだ印刷してないので、残暑見舞いで。ところで、百日紅・サルスベリは、文字通り花の時期は長いが、みたところぼあぼあとしてなんか輪郭がくっきりしない花だと思っている。こういう花…

「諏訪大社参道の向こうは雲の峰」

全国にあまたある諏訪社の総本山である。ここは上社本宮。下諏訪に二つの下社など四つの社に分かれている。参道から境内に上がってきて、振り向くと参道の彼方にはそれはみごとな入道雲がくっきりと。この日、訪れた諏訪の地も、私の住む松本も強い雷雨に襲…

はぎ(萩)とぼたん(牡丹)

「わたしって 萩かしらイメージ 君はいう いえいえあなたは むしろ牡丹」10年近く前、親しくネット交友していたFさん。これは彼女本人からかって聞いた話。女性3、4人で話していたそうだ。わたしのイメージっては萩かしらとふとつぶやいたら、みなにに…

「夏の朝一杯の珈琲バッハの調べ」

信州中央の盆地、夏の朝は過ごしやすい。朝食後の一杯のコーヒー。バッハのピアノ曲でも聴きながらのひとときはまさに至福、くつろぎの時間である。今朝聴いている曲は、グールド演奏のイギリス組曲。 ところでコーヒーはいつごろから一般の飲まれるようにな…

「孫世代郷愁の河原で水遊び」

私の住む信州・松本、市街の南域を流れる薄川。流れもゆるやか、深みもなく安全、水もキレイ、水温もちょうど良く、こどもたちが水遊びするにはかっこうの川である。夏休みに入り、ポイントでは連日川遊びするこどもたちの姿が見られる。河畔道路沿い私がか…