「競い咲く安曇野生まれサンパチェンス」

信州は安曇野の生まれの花というサンパチェンスは、安曇野の地で開発されたした花の新品種。従来の園芸植物に比べて、自動車などの排気ガスに含まれる二酸化窒素や、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素などに対して高い吸収能力を発揮することが実証されており、「環境浄化植物」として注目されているとか。

サンパチェンスは、インパチェンス属の種間雑種として種苗会社のサカタのタネが、安曇野市三郷にある試験場で研究開発した草花。「サンパチェンス」という名前の由来は“太陽 (sun)+忍耐 (Patience)”からきているようだ。その名のとおり真夏の強い日ざしにも耐え、初夏から晩秋まで長い期間にわたりトロピカルな美しい花を咲かせるといった今までにないまったく新しいタイプの草花。

 夏の暑さにも負けず大きく育ち、鮮やかな花を長期間たくさん咲かせるところから、ファン急増中のサンパチェンス。日本はもちろんのこと、世界各国の公園や植物園の植栽としても利用が伸びているという。