2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ウワミズサクラのこと

ウスズミサクラ(薄墨桜)ではなくウワミズサクラ(上澄桜)である。このサクラ、葉が出てから花が咲く。同じサクラだが、ソメイヨシノなどの桜とは趣がだいぶ異なるが、私はこのサクラの花が好きだ。先日たまたま通った山あいの道でさいているのを発見。な…

信州中部、りんごの花が咲きはじめている...

葉が出てから花が咲く。りんごの花は注目されることもないし、むろん花見をする人もいない。しかし、花そのものは、さくらを含むバラ科の樹木の花で、最も美しいのではと秘かに思っている。

安曇野松本平で早や田植えが始まる...

春、季節の遅い信州中部の盆地だが、毎年田植えは伝統的に県内でももっとも早い。兼農農家が多い今、人手のあるGW中のすませようということもあるだろう。盆地のあちらこちらで田こしらへ・代掻き、田植えと作業がはじまっている。昨日、池田町へ行く途中…

ふかしいも郷愁・2

さつまいもの外に、茹でたジャガイモもよく食べさせられたものである。これもおこひるによく出てきた。おばさんが、平らなざるいっぱいに半分に切ったポテトをのせ運んできた姿が目に浮かぶ。野良で塩をちょっとふりかけ食べるジャガイモはすいた腹にはとて…

ふかしいも郷愁

ふかしいも、戦後の長い時代、 一般家庭で親しまれたものだが、いつのまにかに食べられなくなった。昭和30年代末、40年始めまではまだあったろう。それだけ食事やおやつの材料も実にバラエティーにとみ、量も質も豊かになったということだろう。 ふかし…

片翼切断のコハクチョウ1羽、安曇野に残留!

安曇野へ飛来越冬したコハクチョウは、今シーズン1088羽、その北帰行は去る4月11日に完了したが、片翼骨折、切断したコハクチョウが1羽残された。2月上旬、高圧線に引っかかったのだろう、片翼を大きく骨折した7ケ月ほどの幼鳥が保護され、動物病…

東京・隅田川の水上バスに乗る

東京滞在の2日目、友人から"いいよ"とすすめられていた隅田川の水上バスに乗る。浅草の吾妻橋横のターミナル桟橋からお台場海浜公園まで50分のクルーズである。 乗船した船は宇宙船のようなガラス張りのかっこいいヒミコとネーミングされた船。このヒミコ…

東京で寒さにふるえる...

19日から、昨日22日まで、会合・取材等で東京へ出掛けたのだが、例の季節はずれの寒さと雨にふるえどうしだった。まさかコートはいらないだろうと着ていかなかったのが大いに悔やまれた。なんとか着替えに持っていった下着を重ね着して寒さをしのいだが…

小判一両は、今の貨幣価値でどのくらいか?

水戸黄門の再放送を楽しんでいる。”越後屋、お主も悪よのう!”、悪徳奉行、悪代官などへ袖の下として、菓子折などに詰めた「小判」がよく登場。さてこの小判一両、現在の貨幣価値に換算してどの位のものだろうか。日頃思っていた疑問だが、ネットなど調べて…

出会いは楽し!記念写真も楽し!3、まだ桜満開、松本アルプス公園にて

4月17日、市街地はもう葉桜に近いが、松本駅からクルマで20分、標高約800mの松本アルプス公園はまだまだ桜が満開。もっと桜を満喫したい、ライブ肖像ペインティングもしたいということで、画家の友人、久保田氏と今日も。 ウイークディだが、ファミ…

出会いは楽し!記念写真も楽し!・2、松本アルウィンサッカー場&松本美術館総会懇親会にて

4月14日(日)、今日はけっこうめまぐるしい一日、昼間は地もと松本のJ2の松本山雅FCの試合を友人の画家・久保田氏とホームグランド・アルウインサッカー場で観戦。夕刻から松本市美術館友の会の懇親会に出席。写真1〜3、アルウインサッカー競技場…

出会いは楽し!記念写真も楽し!・1、桜の松本弘法山&城山にて

4月12日、友人の画家・久保田喜正氏と市内の弘法山と城山へ花見に出掛ける。彼は、いつもの通り、大きなポリ製の画板と絵の具のオイルパステルを持って...。出会った人をその場で描く、ライブ肖像ペインティング(略してLPP)のためである。この彼…

白鳥がいなくなった川辺...

安曇野に最後まで残っていた3羽のコハクチョウが11日夕方北方へ飛び去り、今シーズンの白鳥の北帰行が完了したことを地もとの新聞が伝えている。 1週間前はまだ3羽確認、ニュースを知り、再び白鳥湖まわりへ行ってみた。カモはまだ少数残っているものも…

コインランドリー生活も良いかな!?

1月の半ばに洗濯機が壊れ、ホース・配管などの凍結の心配がなくなったら買い換えようと思いつつ、そのことは前にもブログ日記にも書いたが、そのままコインラドリー通いが続いている。それはコインランドリー利用も、これはこれで良いかなと感じているせい…

放送大学の科目を受講、「日本語からたどる文化」

今年、アンクル氏は放送大学に入学。といっても好きな科目を選んで1年間、履修する選科履修生というものだが...。いくらでも科目は受講出来るのだが、一科目の授業料が11000円と安くないので、2科目を予定。先日、7日、県内諏訪市の学習センター…

信州中部、河畔のヤナギの新緑が美しい

犀川など、河畔の新緑が美しい。春の遅い信州で、最も早くみどりになる木である。写真は犀川河畔、白鳥湖上流にて。コハクチョウ、いまだ残っている鳥は3羽のみとなった。今日は、アルプス白鳥の会員などが、白鳥観察館や餌小屋などを片付けていた。いよい…

時ならぬ雪にびっくり...

朝起きてびっくり、まわりの屋根にうっすら雪が積もっている。もう4月も中旬なのに珍しい。としてもこの雪、お昼近くまでには溶けてしまったが。夕方のテレビニュースでも、松本城や高遠の桜の花に積もった雪景色を伝えていた。写真は、寓居マンション3階…

信州・千曲市森のアンズの花満開(UP中)

あんず(杏)の花で全国に知られた信州・千曲市森のアンズの花が見頃と、友人数人で出掛ける。桜と同じバラ科の花であるが、遠くからちょっと見るとかわらないが、趣はだいぶ異なる。一目10万本といわれ、実を取るために栽培されているものだが、その花も…

夜桜見物も楽し...!

300本の桜の咲く国宝松本城で、ライトアップされた天守閣を眺めながら、お茶会や琴やフルート・雅楽の演奏を楽しむ夜桜会が今開かれいる。豚汁なども振る舞いも。 特に、加藤清正が立ち寄った際に馬をつないだと伝わる「駒つなぎの桜」など、2本の枝垂れ…

お城と桜とアルプスと、そして白鳥も...

国宝松本城は天守閣から3000m級のアルプスを望める国内唯一の城である。桜の花の時期は、6階の天守閣からの眺望は絶好だ。掘に沿う満開の桜並木、花を眺めながらそぞろ歩きをする人々。芝生で憩う人々。掘には白鳥2羽。この白鳥は渡りをしない飼われ…

信州・城の春、城の桜

わが信州松本もやっと桜の季節である。松本城の桜も3日に開花宣言したと思ったら、この2,3日の暖かさでで、もう7,8咲き、満開も近い。お城に桜の花は実にフィットする。 毎年、桜の花の時期、松本城の天守に登っているが五層六階の最上階からの眺めが…

信州蜂の子物語・3、アシナガハチの子も...

私がこどもの頃は、ごく普通のハチ、軒下や石垣などに巣作っている身近なの種類のアシナガハチのハチの子もよくとって食べたものである。石垣の隙間を竹竿でつついて、ハチが竹竿沿いに自分めがけて一直線に飛んで来たなんていう怖い思い出もある。 フライパ…

信州蜂の子物語・3、蜂の子取り

蜂の子取りは、各地方ではスガリ、スガレ、地蜂(ジバチ)などと呼ぶ学名クロススメバチの巣を野原で見つけ、その蜂の子を採集することである。この蜂は、水ハケのよい地中に何層もの巣を作る。このハチの巣を取るのはこんな具合だ。 −−棒の先などに、カエル…

信州蜂の子物語・2

蜂の子を食べる習慣は、長野県の中南部が多いが、北信はあまり聞かないもののほぼ信州全体にわたっているようだ。おみやげ用など、商品として出荷されるものは缶詰だが、家庭で多いのはやはり醤油・砂糖、塩で味付けたものをご飯に入れる「ハチの子めし(ご…

信州の昆虫食・その4、信州蜂の子物語・1

昭和63年の夏、信州の珍味、蜂の子の缶詰「蜂の子花九曜煮」を製造する諏訪市の原田商店に、全国から注文や問合せが殺到した。この昭和63年というのは、昭和天皇がお亡くなりになった前の年。 その年の7月のはじめ、ご病床の陛下が手術後、食欲があまり…

信州の昆虫食・その3、蚕のさなぎ

蚕のさなぎは、かっては長野県内ではポピュラーなものであったが、この御時世やはり食べる人は限られてきているようである。それでも、「絹の味」とか「絹の雫」とかの商品名でスーパーに売っているのを見かけたものだが..。 信州人は、昔は全国で養蚕をや…