2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

たそがれとかはたれ

たそがれ清兵衛。山田洋次監督の初の時代劇映画ということで話題になったことがある。私が以前よく行った松本は縄手通り、元は露店から発達した川沿いに連なる江戸の長屋風の商店街、その中でも唯一ともいえる飲み屋の**亭。そこでこの映画の話になったこ…

自然の川で水遊び...

都会地に比べると夏休みがちょっと短い信州だが、わが松本市内の小中学校もいよいよ夏休みに入った模様。美ヶ原高原から扉峠一帯を水源とし、市内を流れる薄川。入山辺地区で渓谷から盆地に入る。金華橋から筑摩橋の間、流れもゆるやかになり、水温も暖めら…

カイツブリのつがいが子育て...、松本神田・千鹿頭池

先にアルビノのカルガモが子育ての様子をここにアップしたが、地元の新聞・信濃毎日新聞の昨日の記事によれば、今度はカイツブリのつがいが子育てしているらしい。雛を自分の背中の上に乗せて泳ぐ姿が愛らしいと評判とか。また千鹿頭池へ行って観察する楽し…

モーツアルトの死とベートーヴェンの死

音楽史に燦然と輝くモーツアルトとベートーヴェンだが、その死とその弔われ方についていえば雲泥の差がある。ちなみに今年はモーツアルト没後221年、ベートーヴェン没後185年である。 モーツアルトは、なんと殺されたかのも知れず、見送る人もごくわず…

トマトの匂い、さつまいもの赤!

露地でもいいハウスでもいいトマトが栽培されている畑の中へ入った経験があるだろうか。なんともいえないむあっとした生臭い強烈な匂いである。 ところで、スーパーや八百屋に並んでいる、また冷蔵庫に入っているトマト。鼻を近づけてその匂いがするだろうか…

フォーレの夜想曲(ノックターン)もいい...

夜想曲(ノックターン)といえば誰でも思い浮かべるのがショパン。確かに多くの人に親しまれ愛されている名曲である。ショパンほど広くは知られてはいないが、フォーレ(ガブリエル=フォーレ・1845〜1924・フランス)にも13曲の夜想曲(ノックタ…

ネムノキの花の思い出

私の好きな夏の花の一つである。植物辞典に、6月〜7月頃、枝先に十数個の頭状花序をつけ、夕方、紅色の長い雄しべの多数ある花が傘状に集まって開き美しい、とある。葉が夜間閉じ、木の名前の由来となった就眠運動をすることでも知られる。 ところでネムノ…

グラジオラスが咲いていた...

とある田舎道を走っていたら、道路脇の畑にグラジオラスが咲いていた。昔はどこの家の花壇にもよく見られた花だが、今は見かけることが少なくなった。かっては花壇をにぎわしていた花でも、姿を消していった花がけっこうたくさんある。 花弁の世界もはやりす…

”お嬢さん、ありがとう”

もう、**年前のことだろうか、職場のなにかの打ち上げ、食堂で皆とビールをしこたま飲んで、いつもは車で10キロ程の道、酔い任せ、自転車で夜風に吹かれ、しかしややのぼりもあり、また道のりが道のり、いささかフーフーいいながらペタルを漕いでいた。 …

北帰行出来ず、安曇野で夏を過ごすコハクチョウが5羽も...

北帰行出来ず当地信州安曇野に残留する白鳥がなんと5羽もいる。羽根など骨折して飛べないので、仕方なく留まっているのだが、元々冷涼なところが好きで、夏は北極海沿岸で過ごす鳥、日本の夏はつらかろうと思うが、今のところ全員無事で過ごしているようだ…

知らないことは、たくさんたくさん!

結論的にいえば、私たちそれぞれに見知っていること、体験していることももむろん多くあるが、まだ知らないこと、体験してないことの方がずっとずっとたくさんあることを知るべきだろう。知っていること、知ること、体験していること、体験することは力であ…

高校のクラブも多様化

以前、多様化について次のように書いたことがある。−− 書店へ行くと、実にさまざまな雑誌が出ているのにびっくりする。ありとあらゆる分野の種類の雑誌が並んいる。これが意味するものは、人々の関心、価値感、興味といったもの、あるいは学問分野がそれだけ…

本屋が好き...

私は、本屋が好きだ。この頃は電子書籍の登場などで本にまつわる環境は変わりつつあるが、やはり本屋はいい。 偏見だといわれるかもしれないけれど、書店で本を読んでる人を見ると、なんか知性的で、頭もよさそうにみえる。とりわけ若い女性など、知的で品が…

猫車(ネコグルマ)

安曇野は池田町の山手のある喫茶店へ行ったら、入口横に、なにかモニュメントのように猫車が置いてあった。妙にまわりの空気にとけこみ、こういう使い方もあるのかと感心。もっとも必要な時は、そこから移動して使うかもしれないが。この猫車といえば、私の…

暑くても、ひまわりのように元気よく

梅雨明け前の大雨だろうか。それにしても九州の断続的な集中豪雨は気の毒というしかない、わたしの住む信州松本の年間降水量が1000ミリそこそこだから、先に報道された半日で500ミリの雨量というのは想像も出来ない。 梅雨が明ければいよいよ本格的夏…

乗用車(クルマ)とバイクの併用のすすめ

クルマの免許がある人はたいて50CC原付バイクの運転資格を持っていると思うが、バイクを購入したり運転する人はぐっと少ない。市内の買い物など、バイクでじゅうぶん、バイクで走れば、駐車場の心配はないし、ごく快適便利だと私は思うのだが、すぐぞば…

談合坂(だんごうさか)

中央高速道、大月と上野原の間に談合坂というところがある。SAもある。いつも面白い地名だと思って通り過ぎている。何でも北条氏と武田氏が和議調停の話し会いをしたところと聞いたことがある。 ある本を読んでいたら、由来には諸説あり、① 近郊の村人たち…

あたりまえのことをあたりまえに...

誰でも感じるごくあたりまえ、普通のことを、これまたごくあたりまえに言っても、書いても、詠んでも、撮っても何ら面白くない。誰でもが普通に感じる当たり前のことを当たり前に詠んでも書いても、それは人を引きつけるものにはならない。 人は発表欲、表現…

アルビノ(白色特化)のカルガモが親になって...

私の住む松本市、その神田地区にある千鹿頭(ちかとう)池、そこに2、3年前か、全身白い(白色特化、アルビノと呼ばれる)カルガモが現れて話題になったことがある。この春、雌だったらしいそのアルビノのカルガモが、どうも普通のカルガモの雄と交尾し、…

「ヤバイって...」ヤバクはないのです...!?

「ヤバイ」は、本来は「危険や不都合な状況が予測されるさま。あぶない」(大辞泉・小学館)という意味。私の常用している角川必携国語辞典(大野晋・田中章夫編)にも、「まずい」「あぶない」の俗な言い方。見つかったり、つかまったりしそうで危ない−−と…

「感動をもらう..」「元気をもらう..」「勇気をもらう..」

確か、20年、30年前までは、こんないいまわし表現の仕方はなかった。だいぶ普及したのか、若者だけではなく、テレビのインタビューなどにに登場したいいおじさん、おばさんまで使っているが、違和感というか、私は使うのにはやはり抵抗がある。 NHKア…

お天気雨と狐の嫁入り

昨日、友人と街中を歩いていたら日が照っているのに突然の雨、「おっ、お天気雨。」と私。「狐の嫁入りだ。」と友人。そして、彼の住む筑北村の旧青柳宿の稲荷社では狐の嫁入り行列が行われていると。「狐の嫁入り」実に何年ぶりに聞く懐かしい感じもする言…

上野動物園に待望のパンダのあかちゃん!!

自然交配では24年ぶりとのこと。このニュースに日本中もうよろこびいっぱい。当節暗いニュースが多いだけに、この報道にちょっとわきたってる。ひとときスカイツリーに東京の話題を独り占めされていた感じもしていただけに、まわりの上野商店街は歓喜爆発…

ぶっかけごはんとその思い出

私の貧しい(?)今日の朝食は、昨日残った味噌汁のぶっかけごはんだった。これまた冷たくなった昨日かその前か焚いたごはんに、味噌汁をかけ電子レンジへ。あまり人には見せられないかしれないが、時間もかからず、まあ、これは楽ちんである。たまにはいい…

生涯、クルマにいくらかかるか?

というような夢を数日前見た。あまり夢には出てきそうない感じのものだが、それが見たのだ。もっともあれとこれと思っている内にまた寝入ってしまったが。 しからばその夢の続き(?)を、今私が今乗っている1300ccクラスの小型車をモデルにちょっと計…

リカンベント!?

リカンベントとは自転車の一種類である。実は3日前、自転車ロードレースのスタート会場で、初めて見て知ったのである。7月1日朝、檄坂で知られる自転車レース、ツールド美ヶ原のスタートの様子を見ようと初めて出掛けていった。競技参加者はなんと220…

眼鏡にまつわるエピソード

眼鏡にまつわるエピソードとか、失敗談など、私自身も事欠かない。つい先日、図書館であったこと。座っている近くの低い棚の上に眼鏡がある。あれこんなところにおいたままだったかなと、思わずとって掛けたら衝突してしまった。自分のかけていた眼鏡と。私…

100円ショップは面白い...

驚くほどいろいろさまざまなものがあって、見て歩くだけで面白く興味深い。こんなものがあったとお得な便利グッズを見つけた時はうれしい。中国製などが多いが、身近な生活のたいていのものはここで用が足りそうだ。 ただ、値段が値段だけにデザイン性が今一…

表通りと裏通り

寓居の近く、バス通り裏、メインの通りから引っ込んだ町々をバイクで走る。そこにも家並みがあり、小さな公園があり、川が流れ、小さな社(やしろ)があり、畑があり、人々の生活・営みが広がっている。 思えば、全国津々浦々、どこの市や町でも、全体から見…