いわさきちひろの人気

　画家、絵本作家、いわさきちひろの人気は、もう没後４０年もたつのに衰えない。彼女の絵の持つみずみずしさ、淡い色調の美しさは時代を超えているのかもしれない。小説など文学作品ではなかなかこうはいかないケースが多かろうと思うが、絵画という抽象性故もあるだろう。安曇野松川町にある安曇野ちひろ美術館は、安曇野の中でも特に人気のある観光スポットでもある。

　昨日はその年に一度のお客さま感謝ディーであった。要するに入場無料オープン。いつもは入場料８００円だから、この企画はありがたい。午後からサッカーのJ２松本山雅のホーム初戦の試合もあり、行くまいか迷ったが、９時開館に間に合うよう、午前中に帰ってこれるよう出掛けてきた。ここ毎年のように行っているが、行くたびに新たな魅力の発見がある。ちひろは５５才の若さで生涯を閉じたが、孫の方も絵本作家として活躍しているらしい。

]
安曇野ちひろ美術館から眺められる白銀の爺が岳・鹿島・蓮華岳。