県内公立高校合格者発表

 今日20日は、私の住む長野県内県立高校の入学予定者、すなわち入試の合格者発表の日である。朝、歩いて10分ほどの郵便局へ行く途中、母校でもある松本トンボ高校の合格者発表の風景を覗いてみた。今はネットでも発表されるので家にいても合否はわかるのだが、やはり入学希望高での発表の掲示で再確認したい、安心したい人が多いのだろう、あいにくの雨天にもかかわらず父兄も含め大勢の人が集まっていた。

 ともだち同士で、また親子で喜びだきあう子、ケイタイスマホで発表の数字をスナップする子、”あったよ”と家族かどこかへケイタイで連絡を取る子、初めて確認したのかよっぽど心配で感極まって大声で泣き出し両親にだきつく子などなど。

 合格発表の掲示の前。

 合格発表の一部、93番、123番が抜けている。

 番号だけの発表だが、ほとんどの人が受かっている。ところどころ数字がポツンと抜けている。今は安全を期して、確実なところを受けさせる例が多いだろうが、それでも志望者全員が合格とはならない。まだ15、6才なのに落ちた生徒に早や厳しい現実がつきつけられるのである。これも致し方ない。世は競争社会なのだから。私も昔、この高校を受けた際、落ちるとしたら先ず私などといわれたことを思いだした。