「夏の日の幼き恋の千曲川」

 信州・東御市海野宿の千曲川河畔にて。
 「信濃なる千曲の川の細石(さざれし)も 君し踏みてば玉と拾はむ」千曲川といえば、万葉集の私の好きなこの歌が想起される。詠まれた地域ははっきりしないが、東信地域の佐久から上田・長野までのいづれかの流域だろう  現代語訳にすると ” 信濃の国を流れる千曲川の小石も、愛しいあなたが踏まれた石ですもの宝石のように大切にしましょう..”というところのようだ。