豆飯(まめめし)と筍飯(たけのこめし)・その2

 筍飯(たけのこめし)。こぶりの筍を頂いた時など、家族全員が賞味するには炊き込むことがなにより。油揚や鶏肉で出しをとり、醤油の薄味で、蕗などと合わせてかやくご飯にすることも。−−山椒の芽の香りもまじって新鮮な筍のややあくのある土の匂いが、季節のめぐりをしみじみ感じさせると、歳時記に。こう書いてきて、豆飯と筍飯なんか無性に食べたくなった。