「凌霄花(ノウゼンカ)湖畔の町を明るくし」

 湖畔とは私が取材した信州・諏訪湖畔である。梅雨曇りの冴えない天気、家々のノウゼンカズラの花があたりを明るくしていた。正岡子規の俳句に「家毎に凌霄咲ける温泉(いでゆ)かな」というのががあるらしい。諏訪もいで湯の町である。

 なお、ウィキペデアには、−−ノウゼンカズラ凌霄花、紫葳、Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科のつる性木本。夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつける、つる性の落葉樹。気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを延ばす。花冠は漏斗状。結実はまれである。中国原産で、平安時代に渡来したといわれる。−−と出ていた。