信州の昆虫食・その1、信州は昆虫食の本場!


 長野県内の食文化やいわゆるいかもの食いなどに精通している人の著述によると、わが信州の四大昆虫食ともいうべきは、蜂の子、ざざ虫、蚕(かいこ)のさなぎ・蛾、それにせみの幼虫だということである。

 蜂の子、ざざ虫、蚕(かいこ)のさなぎは、私自身も経験済みだが、蛾とせみだけは、まだ食べたことがない。なんでも食べるのは羽根の生えた成虫ではなく、羽化する前の茶色の幼虫だそうだ。信州ではりんごの木の根元であぶらせみの幼虫がよくとれる。これを食べた人の話しではかなりの美味、エビの感触に似ているとのことで、その方面の権威の推奨、ナンーワン銘柄。写真は蜂の子。