DVDアニメ「はだしのゲン」を見る...


  図書館から中沢啓治原作のDVDアニメ「はだしのゲン」を借りて来て見た。漫画「はだしのゲン」の作者、中沢啓治氏は、ニュースで伝えられた通り先頃なくなった。戦争、広島・長崎の原爆・各地の空襲などを実体験したアーチストが次々亡くなっている。いづれいなくなるのはもう時間の問題のようで、この上なく寂しい。

 漫画「はだしのゲン」はかって息子が買いそろえていて、親の私も夢中になって読んだものだ。借りてきたアニメ版でも、アメリカ軍の兵士が、ピカドン(原爆)で死んだ人骨の山を無表情にブルトーザーで大きな穴に埋めている場面や、ゲンたちが小川で魚を捕ろうとして、水底をのぞいたらしゃれこうべがゴロゴロというようなショッキングな場面が出て来る。