私が最初に買ったデジタルカメラ ソニーマビカ(Sony Mavica)



 もう15年近く前、すなわちまだ90年代後半、私が最初に買ったデジタルカメラである。ソニーマビカSony Mavica)。機種名はMFC−FD7。デジタルカメラの最初期のものはみなそうだったが、総画素数は37万キロバイト。媒体はなんと3.5インチFDとユニーク。その後、多くのデジタルカメラが出たが、3.5インチFDを記録媒体としたカメラはこの機種だけだったろう。その意味ではデジカメの歴史の中でも異色の存在。

 35mmカメラ換算で40〜400mm相当の10倍ズームレンズを搭載、オートフォーカス機能を採用したなかなかのスペックのモデルだった。いくらで買ったかは忘れたが、このカメラ、仕事にもかなり役立てた。走行中のバイクから飛び出るなど満身創痍だが、今も使える。右の写真はそのソニーマビカで撮った写真。もちろん今でも十分使える。上高地・田代池。