記念写真を楽しく愉快に...その3


  記念写真を楽しくメモリアルな有意義なものにするためのポイントの3つ。一番大事なのはいうまでもなく顔の表情である。私も大きなことはいえないが、それまでなごやかに話をしてたのに、身についた習性というおうか、いざ写真を撮るというと皆、かまえるというか表情が硬くなる。笑顔がどこかへ行ってしまう。

 撮影者が皆を笑わせ、場を和やかなものに引き戻す演出が出来ればいいが、これは言うはたやすいが実行はなかなか難しい。友人の画家で記念写真のプロともいうべきY氏がいうには、口角が平らか下がり気味だと表情がきつくなる、口角が上がっていないと人に好印象を与えないという。口角があがるとキレイな笑顔になるともいう。

 ネットを見たら、いつも口角が上がり、口元に微笑が絶えなかった美人は例えばヘップ・バーンだという。いつも口角を上げているのには、それなりに鍛錬やエクササイズが必要だろうが、それを知って心がけるだけでも効果はあるだろう。皆が、写真を撮るときよくいう”チーズ”も、唇・口の動きを見ると、口元が多少ともほころぶようだ。いろいろ工夫してみたい。

 最後に、背景に配慮しよう。バックの風景は記念写真を更に思い出深く印象的なものにする。ちょっとだけならその場所に移動してもいい。海のそばに行ったのなら、海をバックにしない手はないのである。