「夏休み水くれ当番がんばってね」

 小学校の前を通ったら、校門沿いの花壇に児童が水をやっていた。夏休みが短い長野県内の小中学校でもようやく今日あたりから休みに入ったようだ。きっと盆明けの17日には休みも終わりになるのではないか。その短い休みの中でも登校日がある。花壇や菜園の水くれ当番もそうだ。クラスで小動物でも飼っていればその餌やり・水替えもあるだろう。

 ところで、県下ではなぜか、”水やり”とはいわず”水くれ”という。もちろん先生もそういうし、プリントにもそう印刷される。知り合いから、お菓子をもらったとき「こどもにくれてやって」などともいわれるが、この言い方のニュアンス、県外者にはよくわからないものだろう。「くれる=あげる」の文化。決して上目線ではないとのこと。