「ベートーヴェンのカルテットを聴き夏至過ごす」

  今日は夏至、一年で最も日が高く、明るい日である。後は冬至に向かっていわば下り坂の日々。ベートーヴェンのカルテットでなければならない理由は特にないが、例えば、ラズモフスキー第1番の気宇壮大・広大無辺な世界の一端に少しでも触れられば...。

 聴いていて無性に涙が出て来るという音楽はそんなにないと思うが、ベートーヴェンのカルテットは間違いなくそうだと思う。それは、人類のアートがたどり得た最も崇高な高み・境地の一つでもあろう。