花盛り!ハナミズキの並木

私の住む信州松本、市内にいくつかあるハナミズキ並木、みな今、花盛りである。このハナミズキについては良く知られたエピソードがある。日本における植栽は、1912年、当時の東京市が友好の印にアメリカのワシントン市に贈ったサクラの返礼に、1915年ワシントンから東京に贈られたのがはじまりというわけである。

 バラ科のサクラと違って、ハナミズキはミズキ科の樹木である。今は全国に普及しているが、山野に自生していることはない。日本で似ている花に同じミズキ科のヤマボウシがあることから、アメリヤマボウシと呼ばれた。アメリハナミズキといういい方は誤りという。ヤマボウシの並木路も市内にはいくつかあり、花はこれから。写真は松本市内、今町通り他で。