コミック「人間交差点」がいい!

 私が愛読する弘兼憲史のコミック「黄昏流星群」は中年・シニア世代の恋の物語だが、「人間交差点」は、矢島正雄原昨、作画、弘兼憲史によるさまざまな人間の生きさま、人間模様がテーマ、それがヒューマンタッチで描かれる。

 表紙のキャッチコピーに曰く、涙を流そう!愛を伝えよう!人間はみな主人公だ!忘れられない愛がある!!胸の底から涙がこぼれる!!泣きたいときがあった.忘れたいこともあった。だが今は、愛することのすばらしさを知っている。−−確か読んで見てこれらコピーのフレーズが決してオーバーでないことがわかる。生きるために愛するために!珠玉、感動の人間ドラマが詰まっている。

 1980年から19900年までビッグコミックオリジナルに連載。何作か映画化、テレビドラマ化、またテレビアニメ化された。