朝食後、コーヒータイムのバッハ

朝食後の特に出掛ける予定もないひととき、コーヒーをすすりながら、メールを見たり、新聞に目を通したり、ゆったりと至福の時が流れる。こんな時のBGMはバッハの鍵盤曲が最適だ。今朝はバレンボイムの弾くピアノ、平均律グラヴィア曲集巻1。

 ところで、その平均律とは、何度説明を読んでもピーンとこないが、例えばド♯とレ♭の違いには頓着せず、1オクターブを12等分するのが平均律だとか。こうすることで、一つの曲の中で、シャープを含む和音もフラットを含む和音も自在に使うことが出来るのだという。音と音の間隔を碁盤の目のように簡潔化することで、逆に構築の巾が広がるのだというのだが....。バッハの曲を聴いていてもわからないが....。