デーモン小暮閣下のクラシックお薦め曲・その1

 今日(5日)午前のNHKのテレビを見ていたら、ソチオリンピック紹介番組に悪魔のデーモン閣下が出演していた。あの目立つくまどりの顔とコスチュームである。まさか、あのかっこうで家から出て来るのであろうか。ウィキペデアによれば悪魔集団「聖飢魔‖」は世紀末の1999年12月31日に解散したということだが、ホームページはあり、グループで今も何らかの活動をしているのだろうか。まあ、他のメンバーの動向はともあれ、首領のデーモン閣下は”はで!”なタレント活動を続けている。

 以下は1990年代に書いたものだが、デーモン小暮閣下からみで思い出したので、読んでみてやってほしい。

  ーー虚無退廃の世紀末、あやしげなるくまどり、奇抜キテレツなる髪かたとコスチュ−ムにて、世情を騒がす悪魔を装う一団がある。その内実は、救いなきデカダンスにさす一筋の光明か。はてまた、ただただ衆盲を惑わし、底なき地獄の淵に引き入れる悪魔の化身か...^^;;。まツ、それはさておいて、 悪魔集団「聖飢魔‖」の首領デ−モン小暮閣下は、クラシック音楽について、次のように申しておる。

 −−そもそも「クラシックが好き」という表現はどうも附に落ちない。「クラシック」という言葉を直訳すると「旧式」となるが、今世紀に入っても、現代においても、いわゆるクラシックの形式を用いた名曲、名作曲家は数多くているのである。 映画音楽のシンフォニ−なども、ジャンルでいえばクラシックであろうし、要は「古いから好き」なのではなく、新しくても「ドラマチックで、格好がいいから好き」である筈なのだ。(つづく)