ナポリタン、復活!・その3

  私、アンクルが別途、メルマガ発行システムの「まぐまぐ」から発行しているメールマガジン「郷愁の食物誌」13.11.25号より。

少々べとつく食感ながらが、昔ながらのケチャップ味、ベーコンとマッシュルームの入ったナポリタン。「肉料理ほど重くないし、昼食に食べるにはバランスが良い」とか、「気取らず、このケチャップ味で懐かしい味が、ついついまた食べたくなってしまう」、などの食堂ので強い支持を受け流行っている。

 このように、気取らなさ・手軽さ・懐かしさ、などが見直されているのだろう。日本で生まれ、独自の発展を続けるナポリタンの魅力。ボロネーゼやアラビアータ、ペペロンチーノなどに慣れ親しんだ若い年代にとってケチャップ味のナポリタンは、ある意味、新しい存在で感覚。その結果、単体料理としてのナポリタン人気が再燃しているというわけだ。イタリアンから進化し、日本で独自の進化をしたナポリタンは、日本人の舌になじみやすく定番でありながら、アレンジしやすく常に新しい、それが根強い人気を支えているのだろう。(おわり)