おすすめ珠玉の1曲・ブラームス/間奏曲集

  私は2000年からメールマガジン「クラシック炉辺夜話」というのをまぐまぐを通じて発行している。月2回発行、以来13年、読者数の増減はあったがまだ1000名を越える読者が全国にいる。ありがたいことだ。

 毎年秋には、シリーズで、「もの想う秋の浪漫クラシック選」をアップしている。今日11月15日号の内容はブラームス/間奏曲集。もの想う秋の浪漫クラシック選には最適の1曲だ。その一部、読者から来たメールを紹介しよう。

 読者のT.Mさんは、”秋といえば、私にとってはグールドの弾くブラームスインテルメッツォ(間奏曲)に止めをさしますね。結婚後に縁のあった、綺麗なまた可愛かった彼女との別れにプレゼントした曲が、この曲なんで、何時までも忘れられません。何だかとても切なくなるので滅多に聴きませんが、”とのこと。なんともせつない思い出である。その1枚とは、ブラームス:間奏曲集/4つのバラードより/2つのラプソディ/グレン・グールド/SONYという。