とうじそばを食べる、一年ぶり...

  「とうじそば」は昔から信州中部に伝わる伝統の味、郷土食。発祥の地は、今は松本市の一部にもなっている旧奈川村とも。キノコや山菜、鶏肉などを煮込んだ汁に、ゆでた蕎麦をとうじ籠という柄の付いたザル(写真、手前のヒシャク状のミニザル)に入れて、シャブシャブのように出汁であたため、お椀に入れて食べると言う料理。とうじのとうは”投”である。今回(5日)食べた乗鞍高原の御池という蕎麦屋、松茸が一片二片入っていた。おいしいが、一人前1600円也のいいお値段。取材、2013年11月5日。