「ブラームスは 好き君問うや 秋の宵」/ブラームスの室内楽作品

 フランソワーズ・サガンの小説の題名ではないけれど、「アンクルさんは ほんとブラームスが好きなのねえ!」、秋の宵口、紅葉の並木道に沿うカフェ・テラスで交わしたやりとり、音楽談義を思い出す。

 ブラームスの音楽、とりわけその室内楽作品は、もの想う秋のロマンチック&センチメンタルなムードを味わうのにぴったり。ブラームス室内楽曲には、あまりに甘く美しくロマンの香り高くセンチメンタルな感じもする曲も少なくないと思う。「もの想う 秋におすすめ ブラームス