レッドソックスとカージナルス

 今日も、アメリカのMLBのワールドシリーズレッドソックスカージナルスの試合をテレビで見ていた。今日はカージナルスが逆転で勝ち、対戦成績は1:1となった。ところで、カージナルスの選手のユニホームの胸には、木の枝の両端にとまった大きな赤い鳥が描かれユニークで目立つ。

 チームロゴだろうが、前からこれなんだろうと思っていた。ということでネットで調べて見た。この赤い鳥は、ショウジョウコウカンチョウ(猩々紅冠鳥、学名:Cardinalis cardinalis)は、スズメ目ショウジョウコウカンチョウ科に分類される鳥類の一種ということだ。

 ウイキペデアによれば、この鳥の学名及び英名のカーディナルは、カトリック用語の枢機卿(すうききょう:Cardinalis)に由来しているようだ。枢機卿は真紅の衣をまとうことから、ヨーロッパ諸語では「カーディナル(枢機卿)」は「赤」の代名詞となっているところからの所以であるとか。

 メジャーリーグセントルイス・カージナルスならびにNFLアリゾナ・カージナルスのチーム名は、ユニフォームの色として選んだこの鳥の名に由来している。アメリカ合衆国では冬期には、都市公園などでも見られる。米国民に最も愛されている野鳥のひとつ。セントルイスのあるミズリー州の州鳥。

 レッドソックスは、文字通り、赤い靴下一足、なのだが、どうしてこんな名前がついたか、ネットで見る限りわからなかった。なおレッドソックスに対抗して、ホワイトソックスもある。どちらにしても日本ではとうてい付かないチーム名だろう。