「コスモスが ゆれ君もゆれ 時流る」

 コスモスがゆれる公園のベンチに私は座っている。そのまわりを、君は少女のように、無邪気にケンケンしたりして飛び跳ねて...。。その都度、長い髪もゆれる。私のそばへ来ては、おどけたことを言ったり、またちょっと小憎らしいことをささやいたり...。私のこころもふとゆれる。そんなひとときも、時は流れ、はるかなたに...。