害虫回想記・その2・ダニ

  今、山野にいるダニの被害が問題になっている。当局では、山野・森などに出掛けるときは服装も極力、肌の露出が少なくするよう呼びかけている。

 若い世代は、もうノミやシラミに苦しんだこともないだろう。しかしダニにとって畳やカーペットはかっこうの温床で今も健在。このダニは悪質、小さい上に皮膚の中へも平気で突き破って入る。刺されるとほんと痛がゆい。小さくプチっと腫れてかゆくなるので発疹かと思うのだが、友人はダニの仕業だという。発疹が一箇所や二箇所だけ出来ることはないという。

 人間の顔に住みつき、汗腺からでる油脂を餌にしている目には見えないほどの小さなダニもいていろいろな炎症を起こす原因となっているというから注意が必要だ。街のダニなんてことばもあるがよくいったものだ。