虎の威を借りるならぬ、羊の衣を借りる狼

 昨日ちょっとふれた信州・松本、工芸の五月の展示のひとつとして、松本市美術館ホームスパン展が開かれている。ホームスパンとは、直訳は、家庭で紡いだ、すなわち手紡ぎ による太番手の粗糸,およびこれを用いた織物をいうようだ。

 その展示室の前にデモンストレーションとして置かれているのが、この虎の威を借りるならぬ、羊の衣を借りる狼である。面白い。




 これが、一頭分の羊毛という。