パソコン・ネットと私・その2、専用ワープロの登場!

 それから専用ワープロの時代が来た。シャープの書院、東芝のルポ、NECの文豪、富士通のオアシスなど、私は最初、カシオ、次に文豪を使用。各自がデスクに自前のものを持ち込んでの仕事が続いたが、次第に社用としてはオアシスに収斂して行った。家庭でも捨てきれず、まだ物置などに残っている人も。もっともまだ愛用してる人もいるようではある。

 報告もオアシスのファイル、FDでということもあったが、この当時の機器の進歩は実にめざましく、やがて4、5年後には、社用として購入された大量のアオシスも処分放棄されることに...。

 ワープロ表計算、グラフ作成、データベースなどすべてパソコンで処理する時代が到来したのである。それも次第にNEC9801に一本化するかと思われたが、すんでのところでそれは止まり、社内にはいろいろなメーカーのパソコンが割拠乱立的にあふれることになった。

 OSもあちらのAT互換に、MS−DOSからウインドウズに。マック支持者もがんばっていたが、社内ではやはりごく小数派である。