白鳥の生態はまだわからないことだらけ...

  安曇野に毎冬やって来る白鳥やカモを見ている内に、その生態などに興味を持つようになって、本やネットで調べたり、詳しいとまではいかないが自然に知識も身につくようになった。昔はカモも何種類もいるなんてことすら感心がなかったのに不思議である。花でも木でも鳥でも、区別・違いがわかり名前がわかるということは楽しいことである。観察し、違いがわかり名前がわかることは、生活がいきいき充実することである。

 図書館で書店で鳥の本をいろいろ見ている。しかし、白鳥だけのことを観察研究した本はどうやらほとんど皆無のようだ。ということはそれだけまだわかっていないことが圧倒的に多いということ、逆にいえば本の種になること極めて少ないということでもある。白鳥の渡りのコースも従来は推定けで、鳥に装着した発信器による衛星追尾によってようやくはっきりしたものである。