白鳥が飛んだ...

  水面に優雅に泳ぐ白鳥もむろんいいのだけれど、やはり一番は飛ぶ・飛翔するところである。鳥が鳥たる所以のところである。人間は飛行機などというとてつもない文明の利器を作りだしたが、一個人としてはどう逆立ちしても真似出来ない。

 白鳥が飛翔する姿は実に美しい。他の鳥のことはよくわからないが、想像するに鳥類の中ででは一番ではないか。白鳥が20羽、30羽と真上を飛ぶところに出くわしたことがあるが、もう感動ものである。何か神聖なものさえ感じた。こんなすばらしい景色が見られるなら観覧料を払ってもいいと思うくらいである。

 白鳥のいる滞留地へ行ってもいつも飛ぶところが見られるとは限らない。もしそれで出会ったらラッキーというものである。先日、今シーズン、ちょっとまとまって飛ぶところに遭遇。やはり飛ぶ姿はいいものだ。