「山の端にウワミズサクラぽつぽつと」

友人のT氏が、近くの山の端などにウワミズサクラ(上溝桜)が咲いているので見に来ないかというので出かける。この桜は5月に入って、むろん時期的には葉が出てから咲く。これもりっぱな桜の木なのだが、知らないとわからない。いわゆる染井吉野や垂れ桜、山桜などの桜の花とはおよそイメージかけ離れている。山の端などに自生してぽつぽつとといった感じで咲いている。近づいて見ると...。ごく小さい花の密集。ブラシの木かねこじゃらしのようにも...。この桜の並木などあったら面白いと思うだが。


 ネットのweblio辞書には、−−バラ科の落葉高木、高さ約10メートル。晩春,白色五弁の小花を多数つける。若い花穂と未熟の青果を塩漬けにして食べる。和名は昔,亀卜(きぼく)の際にこの材の上面に溝を彫ったことに由来する。うわみぞざくら。金剛桜(こんごうざくら)。古名,ははか。 −−とある。