山崎ハコライブに..「ハコ歌うセイタカアワダチソウ哀し」

 総選挙の14日夕刻から、当地松本のホテルで山崎ハコのライブがあり出掛ける。彼女の歌を聴くのは2年ぶり、安曇野・池田町の、北アルプス原美術館でのライブ以来である。

シンガーソングライターとして活動40周年。今年はその記念ライブということで、全国を回っているらしい。彼女のトークで、今日が「衆院選の投票日」など、こんなに大変な日になるとは思わなかったと客を笑わせる。客はさすが若い人はみえず、ハコの70年代からの活躍を知っているだろうシニアばかりである。

 ライブは、私の一番好きな「望郷」から始まった。そして、彼女の代名詞的な歌の「織江の唄」。この歌の中に、セイタカアワダチソウ(写真上)が出て来る。−−月見草 いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチソウ−−

 ところで、とめどもなく暗く、滅入る歌を歌うシンガーと私がかって呼んでいた同じ70年代のカルメン・マキ、山崎ハコ森田童子、浅川マキ、石川セリなど。一時期の中島みゆきもそうだったかもしれない。私が聴いた感じ、その沈み込み度合いが一番大きかったのが山崎ハコかもしれない。