「一条の光芒ありや年の暮れ」

 21世紀になってもう15年を迎えようとしている。故末川博博士は、21世紀を平和と希望に満ちた世紀にするのは君たちだ、未来を自分たちの手で汚してはならないと、常に学生に説いていた。

 そんな新しい世紀が到来してもう15年。しかし混迷は深まるばかり、さまざまな面で世界は、地球的規模で危機をに直面している。この1年、自分的にも一条の輝ける光芒があったのか、明日への光明が見えたのか?