東京・椿山荘、友人の書家、山内清香さんの書展を取材

 友人知人の暑家、山内清香さんの作品展が、「花−−柔らかなる心−−」をテーマに、桜咲く東京文京区の椿山荘のアートギャラリーで3月29日(日)から4月6日(日)まで行われている。この作品展は作家がここ5、6年来毎年、この桜の時期に椿山荘で催してきたものである。2日の日、私は、高校同期生の友人何人かと訪ねてみた。

 山内清香さんは、海外でも展覧会、またコンテストで受賞、親善特使を勤められるなど、国際的にも活躍されている方。この6月にも台湾で作品展を予定しているという。山内さんの作品は、陶芸作家とのコラボレーション、和服地に書かれたものなど巾広い。

 山内清香さんからの案内状に曰く。−−椿山荘の庭園、そして自然のうつろいに、思いをはせる山内清香に花の春がやってきました。「花なくばおもしろき所あるまじ・真実の花は咲かすも散らすもその人の意志で定まる」山内清香は柔らかなる心で目白の杜に今年はどんな花を咲かせてくれるでしょうか。−−

清香さんから頂いた案内状。

ギャラリーでの展示風景。額の書、皿・器の書、扇の書。

 手前の字は、”花”だったかな?

 掛け軸の書が並ぶ。甲骨文字の書も。

 和服姿で作品の解説をする清香さん。

 キャンディなどを入れる容器。蓋に文字が刻まれている。

 女性が跪いて何かを...。藝の字の元という。

 飛鳥と書かれている。

 朝さくら希望の光つれて来る

 柳の枝葉も書もいい。
 取材、2014年4月2日。