エアコンの短所

 ヤフーの知恵袋に、エアコンの短所を教えて下さい、出来るだけ専門的に..という質問があり、ベストアンサーになったものは...次ぎの通り。

 ーー寒冷地ではあまり能力を発揮出来ないと言う事です。室外の空気の熱を奪って室内へ熱を汲み上げる方式です。(冷房運転の逆の動作です)室外の空気の熱を奪う時に結露します、(氷水を入れたグラスに水滴が付くのと同じ理屈です)その水が氷となって室外機の熱交換器に附着します、氷が断熱材の働きをして、空気の熱を奪いにくくなり効率が落ちます。そのため氷が付いた場合は、氷を溶かす運転モードに切り替わり一時的に暖房運転が停止します。外気温が0℃程度までなら、エナルギー効率の良い暖房方法です。ーー 

 室外の空気が0度以下になると結露と霜取りが始まり、実質その間は暖房機能は停止し、逆に室内には冷風が流れ。室内の温度は急速に下がるわけである。これを繰り返していたら暖房効率は大幅に下がるわけである。霜取りしている間、ヒーターが働く寒冷地仕様のエアコンも出来ているが、このヒーター稼働にかなりの電気を食うすれば省エネには繋がらない。ネットをいろいろ見ると、東北や北海道、信州など冬は−10度にも下がる寒冷地ではエアコンでの暖房効果は不十分のようである。工事担当者も、室外温度に左右されない石油によるFF暖房をすすめている例もある。