歳時記は楽し!

 句会は楽しと書いたが、歳時記も楽しである。たまたまであるが最も権威ある(?)とされる歳時記を持っている。講談社版「カラー図説・日本大歳時記」である。発行年から30年近くたっているが全5巻、価格計、26000円。図説・カラー写真入りで、季語はほとんど各季節の多義にわたり、収録数多く百科辞典代わりに見ていても実に楽しい。季語の解説とともに著名な俳人の例句が載っていて勉強になる。

 実はこの歳時記、私が会社の研修機関にいたとき組織が改編、図書室も閉鎖することになった。図書は市・公民館に全部寄贈することとし、その前に担当・係でほしいものがあれば持って行けということでこの歳時記、私がいただいたものである。なお、公民館へは、選り好みせず全部持って行ってほしいと注文を付け、トラックで来て持って行った。移動図書室などに利用されるらしい。