「黄昏(たそがれ)も 我が心には 流星群」

 先輩他のすすめもあり、今年から熟年世代を対象にした県シ*ア大学というところに行っている。その中で創作実技というのもあり、用具・材料などお金もかからないこともあり、「俳句」を選んだ。初回、簡単な決まりごとなどをを学んだ後、今は毎回「句会」というのをやっている。

 参加者が1句ないし2句出し(投句というらしい)、一覧にし特選1・並選2を選び、司会者がそれを集め票の多い方から合評していくのである。先生は女性の方だが気さくで、この合評もいろんな評、意見が飛び交い和気藹々と楽しい。会員は15名。

 上の句は、昨日の句会で私が提出したものである。並選に選んでくれた人が一人のみ。残念ながらどうも皆には、この句の意味がわからなかったようである。知る人は、はは〜んと思ったかもしれないが、この句は島耕作シリーズでも知られる弘兼憲史のコミック「黄昏流星群」をもじったもの、あるいはパクリ版というところ。

 句会でこのコミック「黄昏流星群」を紹介したのだが、コンビニでもかなり売れており、映画やテッレビドラマにもなっている作品だがみな知らなかった。私としては深い(?)意味を持たせた積もりも、これではむべなるかなというところ。

 間違いなく(私は)黄昏世代に入っているけれど、まだまだ恋へのあこがれも、未知なるものを希求するこころも失っていないということを言いたかったのだが...。私はやはり黄昏、流星群という言葉がポイントだったが、先生からはもじりでも良いが、直接そういう言葉を使わなくてもよいよう工夫をという評とアドバイスも。