通りの一角が更地に...

 買い物などで3、4日おきくらいには通る道路脇の一角が更地になっている。良くあることだ。ところがそこに前、どんな建物があったか思い出せないのだ。これも、誰しも良くあることだろう。もっとも印象強くくっきり覚えている場合もむろんあるが。

 これは実際のところは良くは見ていない、なんとなくおおざっぱなという感じのインプットなのだろう。何かに出ていたが、警察が時計をなくしたと届けた人に、自分の持っていた時計の絵えを描いて見ろというと、うまく描けない人が大半とか。まあ、ブランドとかバントの種類などは思い出せるだろうが。記憶というものも時によってとてもあいまいなものである。